ガソスタで「水抜き剤入れますか?」もう聞かれない? 給油の「定番セリフ」なぜ減った? 使うべき時期・条件とは

ガソリンスタンドで「水抜き剤入れますか」とスタッフに聞かれることがありました。しかし最近では勧められることは減っているようです。なぜ勧められることが減っているのでしょうか。また水抜き剤を使うべき条件とはどのようなものなのでしょうか。

耳にしなくなった「水抜き剤」だが…販売実績はどう? 使うべき時期や条件とは

 このように水抜き剤についてあまり聞かれなくなった印象です。

 現在の販売実績について前出の担当者は「年々減少しておりましたが、車齢の上昇、中古車購入の人が増えており、現在は前年と同じくらいの数を販売しております」とも話しています。

 そのため金属製の燃料タンクが使われている古い車種などでは一定の需要があるといえます。

水抜き剤はどんなクルマに使うべきなの?
水抜き剤はどんなクルマに使うべきなの?

 そのほか、水抜き剤の使用が推奨される地域や車種に関して前出の担当者は以下のように説明しています。

「基本的に湿度が高い梅雨時期と、結露しやすい冬期の年2回、使用を推奨しています。

 また、『走行が少なく給油回数が少ないクルマ(年2~3回程度)』や『毎回の給油量が少ないクルマ』、『中古車を購入した場合』での使用をお勧めします」

 このように所有するクルマの状況や季節などを考慮した上で水抜き剤の使用を検討すると良いでしょう。

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Writer: 元警察官はる

2022年4月からウェブライターとして活動を開始。元警察官の経歴を活かし、ニュースで話題となっている交通事件や交通違反、運転免許制度に関する解説など、法律・安全分野の記事を中心に執筆しています。難しい法律や制度をやさしく伝え、読者にとって分かりやすい記事の執筆を心がけています。

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