「シエンタ犬」は「ポメプー」というミックス犬だった！

　トヨタ「シエンタ」は、ファミリー層を中心に高い人気を誇る5ナンバーサイズの小型ミニバンです。
　
　現行モデルは、2022年8月にフルモデルチェンジした3代目。扱いやすいサイズに両側スライドドアを備え、2列シート5人乗りまたは3列シート7人乗りを用意し、豊富なシートアレンジによってさまざまな使い方が可能となっています。

　現行シエンタの発売から1年が経過し、デビュー時に話題となった「シエンタ犬」のCMが再び放映されています。

　CMにはグレーの毛色の小型犬が出演。一部では「シエンタ犬」とも呼ばれているのですが、CM「いいことできた！」編は、愛犬「シエン太」がクルマのシエンタに変身し、家族のために活躍する様子を表現したストーリーとなっています。

　シエン太を演じているのは、ちょうじゅうろう（長十桜）くんというタレント犬。2009年11月生まれの男の子です。

　CMで愛らしくも賢い演技を見せてくれているちょうじゅうろうくんは、トヨタがららぽーと豊洲（東京都江東区）に期間限定で開設した「SIENTA DOG PARK」での新型シエンタ発表イベントに登壇したほか、シエンタのウェブサイトやカタログなどに登場しています。

　気になる犬種は「ポメプー」。「ポメラニアン」と「プードル」を交配して生まれた小型のミックス犬で、テディベアのような見た目がかわいらしいと近年人気が高まっている種類です。

　SNSでは、「シエンタの犬、可愛すぎる」「犬が可愛すぎてシエンタのCM毎回じっくり見ちゃう」といったちょうじゅうろうくんが可愛いといった声も多くありました。

　また、シエンタ犬のCMが復活したことに関して、「シエンタのわんこ久しぶりに見た！」「シエンタ犬のCMまた流れ出して嬉しい」「わしの大好きなシエンタの犬のCM復活してる！ もうずっと見てなかったから普通に終わっちゃったんだと思ってた」など、CMの再開を喜ぶコメントが投稿されています。

　さらに、「何回見てもシエンタ犬のCMは良い。犬もクルマも欲しくなる」「犬と音楽が良すぎて、シエンタを買いたくなってくる。CMにこんなに感化されるの珍しい。あの犬（クルマ）欲しい！ってなる」と、犬と一緒にシエンタ（クルマのほう）が欲しいといった投稿も見受けられました。

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　フルモデルチェンジで愛嬌のあるデザインに生まれ変わったシエンタは販売が好調です。

　運転のしやすさや走行性能の良さ、充実した安全装備に加え、車内の使い勝手や豊富なボディカラーなどが、シエンタが人気となっている理由だといいます。

　日本自動車販売協会連合会が発表する登録台数ランキングによると、2023年1月から6月までの半期で6万7344台が登録されており、これはトヨタ「ヤリス」、「カローラ」に次いで3位の成績。大小さまざまなモデルが投入されているミニバンカテゴリーとしては、堂々トップに君臨しています。