トヨタ「ハイエース」が“トラック化”!? まさかのボディ“ぶった切り”仕様! 「HIACE W PICKUP TRANSPORTER」がスゴイ
静岡県のカスタムショップ「オグショー」が提案している、「ハイエース」をベースにした「HIACE W PICKUP TRANSPORTER」。このクルマは、なんとハイエースを“ピックアップトラック化”したモデルです。
「ハイエース」がまさかのピックアップトラックに…!
静岡県でトヨタ「ハイエース」や日産「キャラバン」、トヨタ「タウンエース」などの修理や製造販売を行っているカーショップ「オグショー」のラインナップに、とても目を惹くピックアップトラックがあります。
それが今回紹介する「HIACE W PICKUP TRANSPORTER」です。
1992年創業のカーショップ「オグショー」。キャンピングカーを含めたトランスポーターの内外装に関する修理や改造、販売を行っているほか、東京オートサロンなどにコンセプトカーの出展も行っています。
そんな同社のラインナップで特に驚かされる車両が、「HIACE W PICKUP TRANSPORTER」です。
ベースはハイエースのガソリン車ですが、この車体のセカンドシートから後ろ部分をカットし荷台に変え、ピックアップトラックになっています。
標準装備には埋め込み式のフロアレールや、3点式シートベルトが内蔵されたTSTiシート(セカンドシート部分)、可倒式テールゲートなどを用意。セカンドシートはフルフラットに展開できます。さらにフロントシートと合わせて倒せば、より広々とした空間を作り出せます。
また、オプションプランとして「LEDダウンライト」(2個・2万2000円)、「ラダーレール」(9万9000円)、「オリジナルリアデッキLINE-X塗装」(55万円)などを選べるようになっています。
スタッフに苦労した部分を聞いたところ、「ハイエースの4ナンバー枠に収まるように荷室部分を最大限広く確保する位置でボディーをカットしている点」と語っていました。おかげで1ナンバーより維持費を抑えることに成功。その上、荷台部分はバイクが複数台積載できるほどのスペースを備えています。
公式サイトに掲げられている「タフに遊んで、ラフに運べる」の言葉がピッタリな「HIACE W PICKUP TRANSPORTER」。ただし、2023年7月現在ではハイエースのガソリン車のみ販売可能となっており、ディーゼルモデルには対応していないとのことです。
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「ハイエース」は、1967年からトヨタが販売しているロングセラー車。商用バンらしい豊富な積載量と信頼性の高さによって人気を博しています。
現行モデルは2004年に登場した5代目の「200系」ですが、海外では2019年に6代目となる「300系」が登場済み。2023年初夏からは受注を停止していることもあってか、日本でも「200系」の次世代モデルが登場するのではないかと話題になっています。
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