2023年6月にトヨタは新型「アルファード」を発売しました。
　
　そんななか、早くも新型アルファードを地面ビタビタまで車高を下げたカスタムモデルが現れています。

　SNS上ではやくも新型アルファードがローダウンされたカスタム車が登場し、話題となっています。

　4代目となる新型アルファードは、全体のイメージは先代を引き継ぎがれていますが、さらなる高級感が演出されています。

　エクステリアは「Forceful×IMPACT LUXURY」をキーワードにアルファードらしい迫力のあるデザインや高級感を特徴としています。

　先代と同様、大きな縦型グリルは継承されるほか、上部が少し前に出た「逆スラント」ノーズが採用されています。

　さらに、鋭さを増した3連LEDライトの組み合わせにより、豪華さとボリューム感が増した印象を受けます。

　サイドはフロントフェンダーやサイドスカート部の形状をはじめ、ボンネット先端からリアまで大胆な面変化を施しています。

　地面を蹴り出すようなイメージで、従来モデルよりも抑揚のあるデザインとなりました。

　ボディサイズは全長4995mm×全幅1850mm×全高1935mm、ホイールベースは3000mmです。

　先代より全長が45mm長くなっていますが、全福は変わらず全高は15mm低くなっています。

　そんな新型アルファードを地面ビタビタまで車高を下げたカスタムモデルとは、どのようなモデルなのでしょうか。

　施工を手掛けた香川県のカスタム店、プロトタイプの担当者は次のように話します。
　
「新型アルファードのサスペンションを短いものに交換し、車高を実測で15センチほど下げました。

　アルミホイールは『BBS superRS』に交換し、迫力を持たせています」

　この新型アルファードのカスタム仕様について、実際にSNS上では「いかしてる」「かっこいい」「生でみたい」などとデザイン性を評価する声が寄せられています。

　それでは、今回のカスタムはどのような経緯でおこなわれたのでしょうか。

「当店ではセダンタイプやスポーツカーのローダウンカスタムをメインにおこなっています。

　しかし、新型アルファードがいち早く手に入ったこともあり、カスタムをしてみたいという気持ちが湧きました。
　　
　当店でアルファードにBBS superRSのカスタムをするのは初めてでしたが、話題性のあるクルマということもあり、今回はデモカーとして施工にいたりました。

　また、アルファードはスライドドアになるため、セダンやスポーツカーと違いホイールが外側に出っ張っているとドアとぶつかってしまいます。

　そのため、スライドドアとホイールのクリアランスを確保するための微調整が施工のポイントでした」

　今回注目を集めた新型アルファードのカスタム車ですが、反響はあったのでしょうか。

「すでに新型アルファードのBBS superRSのカスタムを手掛けている店舗は現状ほとんどないと思います。そのため、数多くの反響がありました。

　今回のツイートをみて、自分のアルファードをカスタムして欲しいという依頼も多くありました。

　また、当店は香川県にありますが、東京都や神奈川県などの関東のお客様からも問い合わせをいただいています」

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　プロトタイプではBBSのカスタムで部品代と作業料などを含んだ価格が200万円となります。

　また、今回の新型アルファードのローダウンで使用した、エアサスペンションキットを開発しており、価格はまだ未定ですが、今後販売を予定してるようです。