最大の問題は社歌? SUBARU、社名変更記念式典で吉永社長はなにを語ったか
富士重工業株式会社から株式会社SUBARUへと社名が変更される前日の2017年3月31日、同社の吉永社長は記念式典に臨みました。社員、そしてメディアに向けなにを語ったのでしょうか。
富士重工業からSUBARUへ、社名変更記念式典を開催
(旧)富士重工業株式会社は2017年4月1日(土)、社名を「株式会社SUBARU」に変更しました。翌日に社名変更を控えた3月31日(金)、同社の吉永泰之社長が臨席する記念式典が富士重工業本社にて開かれました。
会場に集った約600人の社員に向け、吉永社長は「私たちはモノづくりの会社であるとともに、モノをとおして価値を提供する会社に近年変化してきました。今回の社名変更は、これから価値を提供するブランドとして生きていくという決意表明です」と話しました。
「一方で、私たちがこれまで大事にしてきたもの、これからも大切にしていくものを4つピックアップしました。ひとつは、『つねに挑戦者である。探究者である』、もうひとつは『モノを徹底的につきつめる』、そして『考えて、考えて、考え抜く』、そして『人を思う。相手の身になって考える』です。大事にしてきたものは引き続き、大切にしていきます。一方で、チャレンジすることを忘れずに、全員が勇気をもってやっていきたいというふうに思っております」(SUBARU 吉永社長)
社名変更にあたり「社歌。これが何よりも大問題でした」とも。