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実は変わります! 2023年9月からチャイルドシートは新基準に!
日本では道路交通法によって、6歳未満の乳幼児をクルマに乗せる際には原則としてチャイルドシートを使用しなければならないと定められています。
チャイルドシートの向きについて定めた法律はありませんが、日本では国際基準に適合したチャイルドシート以外は生産および出荷することができません。
国渣基準では乳幼児は後ろ向きチャイルドシートを使用することが想定されているため、結果として乳幼児は後ろ向きチャイルドシートを使用することが事実上の義務となっています。
この国際基準は2023年9月からは「R129」と呼ばれる新基準へと変更されることが決定しています。
旧基準では体重9kg未満(生後12か月頃まで)が後ろ向きチャイルドシートの対象とされていたのに対し、新基準では身長83cmもしくは生後15か月未満まで使用可能なものでなければならなくなるほか、側面衝突試験が新たに追加されることになります。
ただ、何歳まで後ろ向きチャイルドシートを使用すべきかという点については、現在でもさまざまな議論があるようです。
実際アメリカでは州によって2歳から3歳まで後ろ向きチャイルドシートの使用が推奨されているといいます。
少なくとも、チャイルドシートメーカーが想定している身長や体重を越えるまでは、年齢にかかわらず後ろ向きチャイルドシートを使用するのがよいようです。
ただ、新基準の適用が開始した後も、旧基準のチャイルドシートを購入・使用すること自体は問題がないため、実際に使用するチャイルドシートがどちらの基準に基づくものなのかを事前に確認しておくようにしましょう。
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ほとんどのクルマのシートベルトは、身長140cm以上の人の使用を想定しているとされています。
一方、成長度合いにもよりますが、子どもがこの身長を越えるのは小学校中学年から高学年であることがほとんどです。
法律上、チャイルドシートの使用義務があるのは6歳未満までですが、その時点で身長が140cmを超えることはまれであるため、実際には6歳を超えてもチャイルドシートを使用するほうが好ましいとされています。
法律を遵守することはもちろんですが、法律上の義務にかかわらず、子どもの安全を守ることはすべて大人の義務であると言えます。
結局はドライバー次第。今朝も前の車を見ると小学校低学年と思われるシルエットの子が後席で立ち上がって前席の間から前を見てはしゃいでいましたね。追突してもされてもフロントガラスから前方に飛んでいくかもしれないし、場合に依ってはどちらかのエアバックにカウンターパンチを食らう可能性もあります。
でも、親はそういった想像力が働かないようなので、何をどうしようとも子供の安全は親次第。