どうなる新型「ランドクルーザープラド」 14年ぶり全面刷新なるか 次期型は「ゴツさ」増す? リアルな予想CGをカーデザイナーが公開
トヨタが、2023年8月2日の新型「ランドクルーザー」公開に先駆けてティザー画像とティザーサイトを公開していますが、ここでいう“新型ランドクルーザー”は、“次期型ランドクルーザープラド”と推察されています。カーデザイナーのNikita Chuicko氏は、そんな次期型ランドクルーザープラドについて、公開されたティザー映像を元に全体像をCGで予測・作成し、公開しました。
次期型「ランドクルーザープラド」のリアルな予想CGが公開
トヨタは、新型「ランドクルーザー」(以下、ランクル)を2023年8月2日に発表する予定です。
現在は日本をはじめ米国や欧州でもティザー画像とティザーサイトが公開されていますが、ここでいう“新型ランクル”は、かねてより噂されていた“次期型ランクルプラド”と推察されています。
今回、そんな次期型ランクルプラドの全体像について、カーデザイナーのNikita Chuicko氏が公開されたティザー映像を元に予測し、作成したCGを公開しました。
ランクルは、70年以上前の1951年に、警察予備隊(現・自衛隊)向けに計画された四輪駆動車を起源とする持つ本格SUVで、“ランドクルーザープラド”はそんなランクルシリーズの派生モデルという位置づけです。
プラドの誕生は1990年。当時3ドアショートホイールベース車のみの設定だったランクル(70系)のワゴン・バンに、ロングホイールベースの5ドア車が追加された際、ワゴンモデルにプラドのサブネームがつきました。
プラドの現行モデルは2009年に誕生した4代目ですが、登場からすでに14年も経過していることから、次期型モデルの登場が噂されていました。
そんな中「新型ランドクルーザー」の登場予告ですが、この“新型ランドクルーザー”はこの「次期型プラド」のことではないかと推察されています。
この推察にはいくつかの理由がありますが、中でも大きな要素となるのが、国内外で「ランドクルーザー」の名称で展開されるモデルが異なっていることです。
例えば欧州では、現行のランクルである300系のラインナップはなく、日本で“ランドクルーザープラド”として販売されるモデルが、「ランドクルーザー」として販売されています。
つまり欧州では、プラドこそが“ランドクルーザー”であり、今回発表される新型ランクルは、プラドの次期型と考えることができるのです。
また、米国では先んじて2023年6月9日にレクサス新型「GX」が発表されています。GXはこれまでプラドと共通点を多く有してきたモデルであるため、「プラドのレクサス版」と呼ばれることも多くありましたが、これまで公開された新型のティザー画像を見ると、シルエットがGXと一致しています。
さらに、日本でもランクル300系は長納期化の状態が続いていることや、2年前に発表されたばかりという観点から考えても「300系の次期型となる400系やマイナーチェンジモデルの登場」とは考えにくいでしょう。
以上の理由から、今回の「新型ランクルの発表」は、「次期型プラドの発表」と捉えて間違いなさそうな様子ですが、そんな中カーデザイナーのNikita Chuicko氏は公開されたティザー映像を元に予測・作成した次期型プラドのCGを公開しました。
CGは、全体的な形状はGXを踏襲しているものの、フロントフェイスやテールライトにティザーで公開されたデザインが盛り込まれており、かなり現実感を感じるものとなっています。
Nikita Chuicko氏の製作したレンダリングは、もちろんメーカー非公認の予想デザインですが、ティザーのデザイン要素がしっかり反映されており、このまま登場してもおかしくないと感じられるほどリアルな仕上がりです。
前述の通り、現実には8月2日に発表が予定されており、この予想とどれほど異なるのか、見比べてみるのも面白いかもしれません。
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