トヨタ新型「ランドクルーザー」近日世界初公開! 存在感ある「TOYOTAエンブレム」装着で登場! ほかにどんなモデルで採用された?
トヨタが8月2日に発表を予定している新型「ランドクルーザー」のグリルには「TOYOTA」エンブレムが装備されるようです。どのようなものなのでしょうか。
ローマ字の「TOYOTAエンブレム」採用! その意味は?
トヨタは2023年7月26日、新型「ランドクルーザー(ランクル)」を8月2日に発表すると明らかにし、新型とされるティザー画像を公開しました。
新型「ランドクルーザープラド(プラド)」とされる新型では、角ばったデザインが目を惹きますが、フロントグリル内には「TOYOTA」エンブレムが装着されていることも特徴です。
ランクルは1951年に前身となる「BJ型ジープ」が登場し、1954年に初代の生産が開始。このとき初めて「ランドクルーザー」の名称が使われました。
以来、現在に至るまで、高い悪路走破性能や信頼性が評価され、世界170もの国と地域で展開。シリーズ累計約1060万台を生産する、四輪駆動車を代表するモデルとなっています。
現在は2021年に14年ぶりにフルモデルチェンジされた「ランクル300」と、現行型は4代目となる派生モデルのプラドがラインナップされています。
このうち現行プラドは2017年に大規模なマイナーチェンジが実施され、先進運転支援システムの強化やデザインの一新などが実施されましたが、14年を経過した現在、次期モデル登場が多くのユーザーから待望されています。
こうしたなかで、今回トヨタは新型ランクルを発表すると明言。北米や欧州法人でも特設サイトを開設するとともに、ティザー画像を複数公開しました。
特に、欧州ではこれまで日本でプラドとして展開されてきたモデルがランクルとして販売された経緯があることや、ランクル300が登場間もないことから、今度の新型車は日本で次期型プラドとして展開されるモデルなのではないかと予想されています。
新型ランクルでは、全体的にスクエアなデザインとなっており、特にヘッドライトやフロントグリルはエッジが立った真四角形状となっていることがわかります。
さらに、フロントグリルにはトヨタ車に共通する「T」を模したエンブレムではなく、ローマ字の「TOYOTA」というエンブレムが装着されていることが特徴です。
このTOYOTAエンブレムは、ランクル300のうちオフロード性能を高めた「GR SPORT」グレードやピックアップトラック「ハイラックス」のタフグレード「Z“GR SPORT”」に採用。
加えて、海外向けモデル「タコマ」や「ランドクルーザー70(ランクル70)」、かつて販売していた「FJクルーザー」や「ランクル60」などにも装備されていました。
ともに四輪駆動車のなかでも、わかりやすい豪華さを求めたモデルではなく悪路での走行性能を高めたモデルに装備される傾向にあることから、新型ランクルはランクル300とは異なり、ラグジュアリー路線ではなくタフで堅牢なイメージを持つモデルになると予想できます。
さらに、公開されたティザー画像のうち1枚はシフトパネル周辺を写したものもあり、これには「L4L」「H4L」など切り替え式トランスファーが装備されていることも、悪路での走行性能を示唆していると見られます。
詳細情報は8月2日に公開されると見られますが、もしプラドの次期モデルということであれば14年ぶりの刷新ということもあり、そのアンベールには大きな期待がかけられています。
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