トヨタ“新型”「ヤリスクロス」登場へ! タフ顔でMTもアリ!? 高級感内装もイケてる「独自仕様」が比で309万円から

2023年7月25日、トヨタのフィリピン法人は新型「ヤリスクロス」を発表し、予約受付を開始しました。公開された新型「ヤリスクロス」の一部画像を見ると、日本で販売される「ヤリスクロス」とは異なるクルマのようです。どのようなモデルなのでしょうか。

トヨタ新型「ヤリスクロス」登場

 2023年7月25日、トヨタのフィリピン法人は新型「ヤリスクロス」を同市場に導入すると発表し、予約受付を開始しました。

 公開された新型「ヤリスクロス」の一部画像を見ると、日本で販売される「ヤリスクロス」とは異なるクルマのようです。

公開されたトヨタ新型「ヤリス」の一部画像
公開されたトヨタ新型「ヤリス」の一部画像

 日本でヤリスクロスといえば、コンパクトカー「ヤリス」の資質を継承する新たなモデルとして登場した“コンパクトSUV”ですが、2023年5月にインドネシアで世界初公開された新型ヤリスクロスは、デザイン、ボディ(シャシ)などすべてが異なるモデルでした。

 今回、フィリピンに導入されることになったヤリスクロスも、公開された画像を見る限りインドネシアで発表されたモデルと見られ、そのコンセプトは「ソリッド&ダイナミック」といいます。

 ボディサイズは全長4310mm×全幅1770mm×全高1615mm、ホイールベースは2620mm、最低地上高は210mmで、日本のヤリスクロス(全長4185-4200mm×全幅1765mm×全高1580-1590mm、ホイールベース2560mm、最低地上高160-170mm)よりもひと回り大きいサイズ感です。

 エクステリアは、ボリューム感あふれる精悍なボディと特徴的なキャラクターラインが重厚な雰囲気を放っているほか、傾斜したルーフデザインとワイドフェンダーの組み合わせにより、サイドから見ても安定感のあるシルエットとなっています。

 インテリアは、全体的にはスポーティな仕上がりとしつつも、ワイドでソフトなダッシュボードパネルを採用し、高級感を付与しています。

 パワートレインには、最高出力96馬力・最大トルク138Nmを発揮する1.5リッター直列4気筒エンジンを搭載するガソリンエンジンモデルと、システム最高出力111馬力を発揮する1.5リッター直列4気筒エンジン+モーターのハイブリッドモデルの2種類を設定。トランスミッションは、ガソリンエンジンモデルでは5速MTもしくはCVT、ハイブリッドモデルでは電気式無段変速機が採用されます。

 フィリピンにもガソリンエンジンモデルとハイブリッドモデルの両方が導入されると発表されており、ほぼ同様のパワートレインが導入されると見られます。

 価格は、ガソリンエンジンモデルが119万9000フィリピン・ペソ(約309万円)から、ハイブリッドモデルが159万8000フィリピン・ペソ(約412万円)からの予定です。

 正式な発売は2023年8月4日としています。

 トヨタのフィリピン法人は、今回の発表について以下のようにコメントしています。

「新型ヤリス・クロスの導入は、フィリピンにおける電動モビリティの進化をさらに後押しするものと確信しています。新型ヤリスクロスのハイブリッドモデルは、当社の電動車両の幅広いラインアップをさらに強化し、お客様に高品質で信頼性の高い電動モビリティへの移行を容易にします。

 今回の電動化車両のラインアップ拡充は、モビリティ分野におけるカーボンニュートラル達成に向けたTMP(トヨタのマレーシア法人)の『マルチパスウェイ・アプローチ』の一環です」

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3件のコメント

  1. 最低地上高260って本当?
    ランクル、ジムニー、フォレスターより高いけど
    160の間違えじゃない?

    • この度はご指摘ありがとうございます。修正いたしました。

    • だよねwwwww

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