車の「サイドバイザー」何のため!? 禁煙者増え“不要”説も? 実は「羽根のない扇風機」の原理で「急速換気」する超・優れモノだった?
機能性を高めた新たな「サイドバイザー」も登場
そんなサイドバイザーですが、冒頭で触れたように現在は装着率が減少しています。
SNSなどでは「視界の邪魔」 「窓ガラスの上側の洗車がしにくい」 「走行中はカーエアコンを付けるから窓を開けて換気をしないし不要」 「古くさい、カッコ悪い」とするコメントが多く挙がっています。
クルマの中で日常的にタバコを吸う人にとっては、サイドバイザーは欠かせないアイテムではありますが、やはり喫煙者が減少していることは大いに影響しているようです。
ちなみにサイドバイザーは、いまでも一部の車種(マツダ「ロードスター」など窓構造が特殊なモデル)を除いて、ほとんどのクルマにオプション設定されています。
例えばトヨタでは、コンパクトカーから大型ミニバン、高級セダンまで、ほとんどの主要モデルに設定があります。
価格は、普通車の前後ドア用だと2万円から3万円程度が標準的です。
また「ヤリス」や「ハリアー」「ヴォクシー/ノア」などには、形状がスタイリッシュな「GRスポーツサイドバイザー」も設定されています。
こちらは、前出の換気効果をさらに高める形状であると同時に、フィン形状の空力パーツを付加したことで、走行安定性・ステアリング応答性などを向上させる効果も得られると、トヨタでは説明しています。
ちなみにサイドバイザーは原価が安いことから、新車販売ディーラーにとっては、フロアカーペットと並ぶ数少ない「儲かるグッズ」だといい、今でも新車購入時のお薦めアイテムとして、商談時には必ず紹介していると前出の営業スタッフは話しています。
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くるまのニュース編集部が以前にSNS上で「サイドバイザーは、いる派? いらない派?」のアンケートをとったところ、いる派は55%、いらない派は45%となり、若干「いる派」が多い結果となりました。
クルマを運転していると、カーエアコンから嫌な臭いがしたり、運転中に眠気に襲われてボーっとしたときなど、一刻も早く車内の換気をしたいシーンに遭遇することがあります。
晴れている日であれば窓を開けて走行すれば良いのですが、雨の日だとそうはいきません。
サイドバイザーはそういったシーンで大いに役立つアイテムです。迷うようならば「とりあえず付けておく」という選択もありではないでしょうか。
要らない派って、雨の日は窓を閉めきってるってことか?それで救急車や消防車のサイレン聞こえるんか?パトカーは無視して構わんけど。
タイトルですが「禁煙者増え“不要”説も? 」→ 「減り」ではないかと
この記事を書かれてる方、サイドバイザーのもっと有効な使い方を忘れてますね。
今のような 酷暑の中で炎天下で駐車する時少し開けると室内温度を下げられます
バイザーで、開けてるのが、見えませんから