クルマの変な所についてる「謎の角」どんな機能? 無くても平気なの? 小さいけど効果スゴいヤツの正体
「謎の角」は燃費に効果アリ? どのくらい変わるのか?
空力の効果に改善がみられるエアロスタビライジングフィンですが、F1の超高速域とは違って街乗り利用ではなかなか恩恵が受けにくいのが現状です。
しかし高速道路の走行においては、リアの安定性の向上や回頭性が改善されているようです。
数値で表しにくいフィーリングの部分はユーザーの感覚的な部分が多く、感じ方も千差万別といえるでしょう。
一方で燃費のほうは、エアロスタビライジングフィンを取り付けることによってどれくらいの効果があるのでしょうか。
たとえば、市街地での空気抵抗による燃費低下率は1%から2%のマイナスといわれていますが、セダンのルーフ後端にエアロスタビライジングフィンを装着した場合、空気抵抗が改善されて1%程度ほど燃費が改善されるようです。

1%程度の燃費向上ということならリッター20km/Lなら0.2km/Lしか改善されない結果になりますが、小さい凹凸だけで半永久的に燃費の向上が望めるなら、長い年月を走行すればするほど、その恩恵に預かれるということになるでしょう。
空力性能向上による走行安定性や燃費の向上など、メリットが豊富なエアロスタビライジングフィンですが、他車などへの取り付けは可能なのでしょうか。
トヨタ車の場合は純正部品で用意されており、価格は1万円以上しますが品質はお墨付きです。
トヨタ純正部品以外でもカー用品店やネットショップなどで多数見かけ、なかには1000円以下のボルテックスジェネレーターもあるぐらいです。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。






















