放置された「廃タイヤ」どうすれば良い?「処分方法」は意外と簡単! 専門店から自治体まで「費用」と「手間」の違いとは

「自治体」が廃タイヤを処分してくれるパターンも

 ここまではカーディーラーや整備工場、カー用品店やガソリンスタンドなど、民間の商業施設を中心としたタイヤの処分方法を紹介しましたが、それは基本的にタイヤが「適正処理困難物」に指定されているため、多くの自治体では回収を受け付けていないためです。

 しかしその一方で、廃タイヤの回収をおこなっている自治体も存在し、その該当地域であれば指定の料金を支払うことで廃タイヤを回収してもらうことが可能となります。

「古いタイヤの処分方法」は意外と簡単
「古いタイヤの処分方法」は意外と簡単

 一例としてさいたま市では、古くなったタイヤは「特定適正処理困難物」に該当し、有料で引き取ってもらうことができます。

 その際の処理手数料はタイヤ1本当たり1100円。

 まず、指定料金の「粗大ごみ等処理手数料納付券」を購入して、次に回収予約を行い、あとは回収予定日に指定場所に廃タイヤを出しておけば回収してくれるという流れになります。

 これまでに紹介した民間の商業施設に引き取ってもらう方法よりも若干割高ですが、その一方でクルマにいちいちタイヤを積載して持ち込まずとも回収してもらえるという点は大きな利点です。

 そのため、もしも廃タイヤをクルマなどに載せて移動することが難しいような場合には、お住まいの自治体でも回収をおこなっているかどうかを確認してみると良いでしょう。

 ちなみに、さいたま市ではタイヤ以外にもクルマ用のバッテリー(鉛バッテリー)の回収も、タイヤ同様に1100円の処理手数料でおこなっています。

※ ※ ※

 ときにはベランダや倉庫に置きっぱなしのまま行き場のなくしている古いタイヤですが、このように意外と簡単に処分することができるようです。

 その処分手数料も、ディーラーやカー用品店であれば4本合計で2000円ほど。

 廃タイヤの対処に困っていたという人は、今回紹介した方法を参考に、思い切って処分してみてはいかがでしょうか。

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Writer: 大西トタン@dcp

(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。

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