国道1号静清バイパス「迂回を」 橋桁落下事故で対面通行継続 現場付近は混雑続く

国道1号静清バイパスで起きた橋桁落下事故の影響で、現場では対面通行規制が続いています。混雑や渋滞のため、迂回が呼び掛けられています。

原因究明に向け事故調設置

 国道1号静清(せいしん)バイパスの橋桁落下事故の影響で、同パイバスは渋滞が発生しており、迂回が呼び掛けられています。

国道1号静清バイパス「清水立体」橋桁落下事故の状況(画像:国土交通省中部地方整備局静岡国道事務所)
国道1号静清バイパス「清水立体」橋桁落下事故の状況(画像:国土交通省中部地方整備局静岡国道事務所)

 事故は7月6日3時すぎ、静岡市清水区尾羽の静清バイパス下り線で、「清水立体」と呼ばれる高架道路の建設中に発生しました。

 国土交通省中部地方整備局静岡国道事務所によると、長さ約63m、幅約2.5m、重さ140t、鋼鉄製の橋桁を架設していたところ、その橋桁が約7mの高さから歩道上に落下したといいます。

 これにより作業員8人が巻き込まれ、2人が死亡、6人が重軽傷を負いました。

 事故の原因は調査中としており、静岡国道事務所は原因究明と再発防止に向けて識者ならなる事故調査委員会を設置するとしています。

※ ※ ※

 現場は通常時は4車線(片側2車線)ですが、工事に伴い事故発生前から上り線を使って2車線(片側1車線)の対面通行となっていました。

 現在もこの状態が続いていますが、元々交通量の多い道路で車線を減らしていることから渋滞が発生しています。

 静岡国道事務所は、海沿いのしみずマリンロードや袖師交差点経由で県道75号を使うルート、広域移動だと東名高速など、対面通行区間の迂回を呼び掛けています。清水港運協会や地元の倉庫・トラック・バス・タクシー団体にも協力を要請しています。

【地図】東名直結の国道1号静清バイパス「清水立体」のルートを地図で見る(13枚)

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