ついにトヨタも「空を飛ぶ」!? 航空機の量産に向け「飛行テスト」可能に! 開発からパワートレイン供給まで「米ジョビー社」とガッチリ協力し航空産業へ前進
トヨタが開発からパワートレインの共有まで大きくサポートする航空機開発会社が、量産プロトタイプの飛行テストが開始可能になったと発表しました。
トヨタのパワートレインが空を飛ぶ!
トヨタの北米法人(以下、北米トヨタ)は2023年6月28日、同社と緊密な関係にあるジョビー・アビエーション社(以下、ジョビー)が米国の連邦航空局から航空機の特別耐空証明書を取得し、量産プロトタイプの飛行テストが開始可能になったと発表しました。

ジョビーは、北米トヨタが最大の外部株主となる航空機開発会社。
北米トヨタはこれまで約4億ドル(577億4000万円)を投資するとともに、航空機の生産ラインや組み立ての設計などの多大なサポートをおこなっており、最近ではパワートレインと作動部品の供給に関しても長期契約を締結しています。
また、2023年7月1日からは北米トヨタの社長兼最高経営責任者である小川哲夫氏が、ジョビーの取締役会にも加わる予定です。
今回の発表にあわせて、小川哲夫氏は以下のようにコメントしています。
「ジョビーがこのマイルストーンを達成したことを祝福するとともに、今後同社が生産規模を拡大し操業への準備を進めるため、トヨタがこれまで以上に緊密に協力することを楽しみにしています」
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日本の自動車メーカーによる航空産業参入といえばホンダの「ホンダジェット」が特に有名ですが、スズキも2023年6月に「空飛ぶクルマ」の製造協力についてスカイドライブ社と基本合意書を締結しています。
世界的に加速する空飛ぶクルマの開発競争と、量産体制に向けた自動車メーカー各社の動向に注目が集まります。
Writer: くるまのニュース編集部
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