トヨタが新型「超凄いハイラックス」発売へ パワフルなエコマシンを24年初めに世界初公開! 「ディーゼルHV」仕様の存在が明らかに
トヨタのニュージーランド法人は、2024年初めにトヨタ「ハイラックス」のハイブリッドモデルを発売します。どのようなモデルなのでしょうか。
トヨタ新型「ハイブリッドハイラックス」登場へ
2023年6月27日、トヨタのニュージーランド法人は、「ハイラックス」の新たなハイブリッドモデルを2024年初めに投入すると発表しました。
ハイラックスは、1968年に初代モデルが登場、現在では約180の国と地域で販売されるグローバルモデルです。現行モデルは、2017年9月に約13年ぶりに日本市場復活を果たした8代目で、2020年8月にはマイナーチェンジが行われ今の形となりました。
ボディサイズは全長5340mm×全幅1855mm×全高1800mm(日本仕様)と日本国内で展開されるトヨタ車の中では大柄ですが、トヨタが北米などで展開する「タンドラ」(全長5814mm×全幅2030mm×全高1925mm)や「タコマ」(全長5728mm×全1910mm×全高1793mm)といったピックアップトラックの中では比較的コンパクトなポジションです。
2024年初め、ニュージランドでは、そんなハイラックスに新たな“ハイブリッドモデル”(以下、新型ハイブリッドハイラックス)が追加されます。
ニュージーランド法人のトヨタも「同社が展開するクルマの排気管から排出される二酸化炭素排出量を、2030年までに少なくとも46%削減する」という目標を設定しています。
同社はこの目標の達成に向けて順調に進んでいるといいますが、この新型ハイブリッド ハイラックスがラインナップに導入されることで、目標達成に向けての目標が大きく前進するといいます。
新型ハイブリッドハイラックスのパワートレインは、2.8リッターディーゼルターボエンジン+モーターで、組み合わされるトランスミッションは6速ATです。
このハイブリッドシステムは、燃費の向上に加えて、オフロード走破性の向上、騒音・振動の低減も可能にします。
ハイブリッドシステムの追加はハイラックスの基本的な能力に影響を与えず、全輪駆動モデルでは3500kgの牽引能力を維持するなど現行モデルの能力と同等となる予定です。
新型ハイブリッドハイラックスの詳細な仕様と性能に関するさらなる情報は、発売が近づくと発表されるといいます。
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トヨタのニュージーランド法人でCEOを務めるニーラジ・ララ氏は、新型ハイブリッドハイラックスについて、以下のようにコメントしています。
「新型ハイブリッドハイラックスの詳細はまだあまり明らかにできませんが、ニュージーランドのUTE市場に大きな影響を与えるでしょう。
トヨタは伝統的な自動車メーカーから、持続可能な技術と輸送に重点を置いたモビリティ企業へと移行しつつあります。新型ハイブリッドハイラックスは当社の製品群への重要な追加製品となり、多くの業者、農家、企業が二酸化炭素排出量を削減できるようになります。
私たちは、完全なバッテリー電気技術が入手可能で手頃な価格になるまで、ハイブリッド技術が脱炭素化への最良の解決策であると長い間主張してきました。私たちの目標は、完全電気自動車のハイラックスを提供することですが、それが利用可能になるまでは、ハイブリッドが依然として最良の技術であり、全体的な排出量はさらに削減されるだけです。
私たちは、電化された未来への移行において誰も取り残されないようにする必要があります。このため、私たちはお客様にハイブリッド ハイラックスをお届けできることに本当に興奮しています」
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