撃っても爆破しても壊れない! ド迫力SUV「セントリー」がスゴすぎ! 絶対に近寄りたくない「最新装甲車」とは

カナダの装甲車両メーカー「INKAS Armored Vehicle Manufacturing(以下INKAS)」は、装甲車両「Sentry APC」を販売しています。どのようなモデルなのでしょうか。

ド迫力装甲車「Sentry APC」がスゴイ

 カナダの装甲車両メーカーとして知られる「INKAS Armored Vehicle Manufacturing(以下INKAS)」は、同社オリジナルの装甲車両「Sentry APC」を展開しています。

ぶつかったら吹き飛ばされそう…INKAS「Sentry APC」
ぶつかったら吹き飛ばされそう…INKAS「Sentry APC」

 INKASはカナダに本拠地を置く装甲車メーカー。自主開発している装甲車に加えて、キャデラックやベントレー、ランドローバーといったメーカーの車両を防弾仕様にした車両なども販売しています。

 そんなINKASが製造・販売するSentry APCは、極端な気候条件などでも問題なく機能するように設計された頑丈な装甲車両。2022年12月21日には2023年モデルが登場しています。

 エクステリアは、その殆どが平面や直線で形成されたまさに“装甲車”といったスタイリング。他車両に勢いよくぶつかればそのままひっくり返してしまいそうなフロントバンパーや、窓に貼られた金網、巨大なオフロードタイヤが目を引きます。

 インテリアのデザインも無骨そのもの。特に後席は鉄板むき出しの内装に、蛍光灯と椅子が配されるだけの簡易的な設計です。

 公式サイトの情報によれば、同車は装甲を二重にして装備しており、7.62mm弾や爆風から乗員の安全を確保するほか、多層防弾ガラスやINKAS独自の装甲システムにより、ドアの継ぎ目などからも弾丸を通しません。

 パワートレインには、最高出力は約334馬力を発揮する6.7リッターのV型8気筒ディーゼルエンジンと10速ATを組み合わせ搭載。

 2023年モデルでは、従来のモデルと比較して、アラミド繊維のプロテクションドアスカートやフロントバリケード、ガス濾過装置なども追加。またエンジンルームやホイールに、火災抑制システムが施されます。

 その他、サスペンションやブレーキ・システムもアップグレード。敏捷性や操縦性なども進化しています。

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Writer: 鈴木伊玖馬

愛知県生まれ。飛行機が好きで航空博物館などを取材するうち、自動車関係の記事や取材も手がけるようになる。ホンダ「シビック Type R」のようなホットハッチが好み。

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