光岡がトヨタ「タウンエース」ベースの新型「搬送車」 棺台装備&小回り抜群以外にも特長アリ
霊柩車や搬送車を手掛ける光岡自動車の特装グループが、トヨタ「タウンエース」をベースとした搬送車の製造・販売を開始しています。
「タウンエース搬送車」誕生
光岡自動車が、2023年4月から、トヨタ「タウンエース」をベースとした搬送車の製造・販売を開始しています。どのようなクルマなのでしょうか。
新登場のタウンエース搬送車は、葬祭業者からの意見をもとに誕生したモデルです。
従来のミニバン搬送車よりも最小回転半径が小さく、狭い路地でも取り回しが良いうえに、軽自動車ベースでは確保できない収容能力を実現しているといいます。
全長2000mmのお棺まで対応するストレッチャー兼用棺台を装備するほか、棺台下収納、棺台横荷物スペースフロアも完備。
さらに2020年6月以降の改良型のタウンエースをベースとしていることから、LEDヘッドランプやオートハイビーム、衝突回避支援「スマートアシスト」などを標準装備し、搬送業務をサポートします。
タウンエース搬送車はベース車同様、「DX」「GL」の2グレードが用意され、それぞれ2WDと4WDが設定されています。価格(消費税込)は284万5000円からです。
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光岡には霊柩車や搬送車の製造・販売を手掛ける特装グループがあり、これまで霊柩車の「クラウン オーバーハングストレッチリムジン」「ガリュー オーバーハングストレッチリムジン」「リューギ センターストレッチリムジン」、霊柩車兼搬送車の「アルファード プレミアムフュージョン」などを展開。
これら霊柩車・搬送車の既存モデルは、2022年に202台、2023年も5月までに105台(前年同期比2割増)を受注するなど好調で、光岡は今後もさらなる上積みを目指すとしています。
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