125cc二輪車以上の「希望ナンバー」始まる? 制度25年目の自動車と違いはどこ? いま検討される理由とは

2023年6月13日に国土交通省は「希望ナンバー制導入に係る』検討を始めることを明かしました。これまで一部のクルマで用いられていた希望ナンバーですが、今後バイクでも希望するナンバーを付けることが出来るかもしません。

クルマでは定着している希望ナンバー制、検討されるバイクとの違いは?

 自分の好きな番号を希望することが出来る「希望ナンバー制」は現在一部のクルマで採用されています。
 
 国土交通省は2023年6月13日にバイクにおいても「希望ナンバー制導入に係る』検討を始めることを明かしました。

バイクの「希望ナンバー制」 ついに検討が始まる?
バイクの「希望ナンバー制」 ついに検討が始まる?

 希望ナンバー制とは、ナンバープレートの4桁以下のアラビア数字の番号について、ユーザーが自由に選べるものです。

 登録車では1998年5月にから一部地域で開始した後、1999年5月からは全国で実施され、軽自動車は2005年1月から実施されています。

 現在、希望ナンバーを申請できるのは、登録車の自家用(白ナンバー)、事業用(緑ナンバー)、レンタカー、そして軽自動車の自家用(黄ナンバー)です。

 ナンバーの種類によって、通常よりも2000円から3000円程度の費用はかかるものの、自分の好きな数字を選べることで広く浸透しています。

 また希望が殺到すると予想される特定の番号は、抽選対象となっており、全国共通の抽選対象となっているのは「1、7、8、88、333、555、777、888、1111、2020、3333、5555、7777、8888」です。また地域毎にも抽選対象となる番号が存在します。

 今回、この希望ナンバー制をバイク(二輪車)にも導入することが検討されるといいます。

 バイクでの希望ナンバー制導入を検討する理由について国土交通省は次のように説明しています。

「現行の二輪車のナンバープレートに記載される番号や平仮名等の組合せは、一部の地域で底を突くおそれがあるため、ナンバープレートの様式の見直しの検討が必要となっております。

 また、様式の見直しに伴い、番号や平仮名等の組合せが大幅に増える見込みであることから、二輪車ユーザー等から要望のある希望ナンバー制の導入も検討することとします」

※ ※ ※

 今回の検討は「二輪車のナンバープレートの様式の見直し及び希望ナンバー制導入に係るワーキンググループ」にて議論される予定です。

 なお、このワーキンググループでの議論を経て導入が決定された場合には、総排気量が125ccを超えるバイクについても、ユーザーが自由に番号を選べることになります。

 ただし、総排気量125cc以下のバイク(原動機付自転車)のナンバープレートの表示については、各市町村で所管されているため、検討対象外です。

【画像】なぜか多いクルマの希望… 「3298」「358」の正体! 理由はナニ? 画像で見る(29枚)

買って終わりじゃない!購入後も進化する最新トヨタ

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー