MTある「コンパクトハッチ」に熱視線! 人気復活した要因は? 「マツダ2」刷新で何が変わった?
デビューから9年目に大幅改良をおこなったマツダのエントリーモデル「マツダ2」ですが、リフレッシュが功を奏し、ユーザーから好評だといいます。どのようなところが魅力アップにつながったのでしょうか。
新たなボディカラー追加でイメチェンした「マツダ2」
マツダのエントリーモデル「マツダ2」が2023年1月に大幅改良を発表し、同年3月に発売されました。
前身の「デミオ」は2014年に登場。2019年にマツダ2へと車名を変更していますが、デミオ時代から数えるとすでに約9年が経過しています。
モデルライフも終盤に差し掛かっているように思えますが、この大幅改良でグッと鮮度を取り戻した感触があり、そんな“新鮮さ”はユーザーも感じているようです。
マツダ2の大幅改良の内容はいくつかありますが、まず大きなポイントとしてはデザインの変更が挙げられます。
フロントグリルを中心にフロントフェイスが大きく変更されるとともに、内装もデザインを刷新。さらに新たなボディカラーとして「エアストリームブルーメタリック」と「エアログレーメタリック」を設定しており、目に見える部分がかなり新しくなった印象です。
また、新たなカラーデザインと幅広いカラーコーディネートを可能とした「15 BD」と「XD BD」という新グレードを追加したほか、グレード体系を見直してそれぞれのキャラクターを明確化。
MT設定のある「ブラックトーンエディション」を「15 スポルト/XD スポルト+」に変更し、専用の16インチアルミホイールや専用メッシュグリル、ブラック基調のシートなどが設定され、ブラックトーンエディションよりもスポーティな内外装となっています。
そして上級グレードとして以前よりも質感を高めた「15 サンリットシトラス」がラインナップされています。
マツダ広報部に聞くと、この大幅改良は非常に好評とのこと。ボディカラーに関しては変更されたデザインとのマッチングのセンスが良いといった意見や、手ごろな価格で豊富なカラーコーディネートが選べるのがうれしいといった声が届いているそうです。
なお、現時点(2023年6月)での人気ボディカラーは、ソウルレッドクリスタルメタリック(15%)、エアログレーメタリック(14%)、スノーフレイクホワイトパールマイカ(11%)となっており、1位と3位には定番カラーですが、2位には新色のエアログレーメタリックがランクイン。これだけでも今回の大幅改良が当たりだったことが見て取れます。
また、より分かりやすいキャラクターに生まれ変わったスポルトも好評とのこと。走りの楽しさやスポーティな雰囲気が伝わってくる変更されたデザインなどが好評の理由だといいますが、オシャレなデザインでリーズナブルに選べるMT車というのも理由のひとつになっているそうです。
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2021年末に大幅改良を実施した「CX-5」も現行型は2017年から販売しており、モデルライフは長いモデルといえます。しかし、マツダのディーラースタッフに聞くと大幅改良で新鮮さを取り戻して以前よりも人気になった感触があるとのことでした。
マツダ2の大幅改良も先に述べたように人気となっている様子なので、近年のマツダは大幅改良で鮮度を取り戻すセンスが冴えわたっている様子です。
マツダが次にどんなモデルを大幅改良するのか非常に楽しみです。
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