1600万円超えの「80スープラ」現る、なぜ? 鮮烈赤ボディ&極上ベージュ内装がスゴい! 新車時400万円なのに…高価格なワケ
トヨタ「スープラ」のなかでもA80型は世界的な人気を誇ります。今回アメリカで1600万円の個体が販売されているのが発見されました。
赤い…赤すぎる80スープラとは
鮮烈な赤ボディが美しい美しいトヨタ「スープラ(A80型)」が約1600万円という価格で販売されています。
世界的な人気を誇る80スープラですが、今回の個体にはどのような特徴があるのでしょうか。
80スープラと言えば、日本ではかつて全日本GT選手権(JGTC)、スーパーGTなどで活躍したことや、その後映画「ワイルド・スピード」に登場したことで世界的にも人気となったモデルです。
1978年に初代(A40/A50)が登場して以来、1981年に2代目(A60)、1986年に3代目(A70)、1993年に4代目(A80)、2019年に5代目(DB/通称A90)と歴史が続いています。
スープラは当初、スポーツカーというよりスペシャリティカーとして認知されていましたが、徐々にスポーツカーとして認知。そして1990年代は国産スポーツカーを代表するモデルとなりました。
スープラとしての歴史は、2002年に排気ガス規制の強化にともない販売終了となりましたが、2019年にはBMWとの共同開発となった「GRスープラ」として17年ぶりに復活を果たします。
GRスープラは新たなスポーツカーファンの間で人気となる一方で、先代となる80スープラの人気も根強く残ります。
その背景には、ワイルド・スピードの影響が大きいですが、同時に世界的に1980年代から1990年代の日本製スポーツカーの中古車相場が高騰するバブル現象などもあり、注目され続けています。
今回の個体はアメリカミズーリ州の販売店で取り扱われているもので1995年式です。
エクステリアカラーは、前述の通り鮮やかな赤色となり、ボディ全体や樹脂部などを見ても目立った傷や劣化は内容にようです。
インテリアは、珍しいベージュ色のシートにブラック内装が組み合わさっており、シート表皮や樹脂にも劣化は見当たりません。
パワートレインは3リッター直列6気筒ツインターボエンジンを搭載する左ハンドルかつ4速AT仕様です。
走行距離は2万8399マイル(約4万5704km)となっていますが、コンディションは良好といえます。
こうした条件により現在の価格は、11万4995ドル(約1602万円)となっており、新車当時の価格を大きく上回っています。
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80スープラとしては過去のオークションで1994年式のカスタム仕様が日本円で4000万円を落札されていることや、ノーマル仕様でも2000万円前後で販売された経緯もあり、今回の個体が決して法外な値段とは言えないようです。
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