えぇ!? スズキの「軽バン」が“スクールバス”に大変身! オシャレな車中泊仕様になった「クールライダー」が登場

カーイベント「FIELDSTYLE JAPAN 2023」にて、Blowが米国のスクールバス風味な「クールライダー」を展示していました。どのようなクルマなのでしょうか。

黄色いボディが超絶オシャレなエブリイカスタム!

 2023年5月20日から21日にかけて、アウトドアイベント「FIELDSTYLE JAPAN 2023」がAICHI SKY EXPO(愛知県国際展示場:愛知県常滑市)で開催されました。
 
 さまざまな企業や個人が、キャンピングカーなどのアウトドアに適したクルマを出展する中でも、ひときわオシャレな姿で目を引いていたのが、Blowの展開する「クールライダー」です。スクールバスのように改造された“軽バン”について、話を聞いてみました。

これがエブリィ!? Blowが展開する「クールライダー」
これがエブリィ!? Blowが展開する「クールライダー」

 Blowは、神奈川県相模原市にあるカーショップです。1998年に2つの会社が合併して誕生。主な業務は自動車部品やバイク部品の製造・販売で、多数のオリジナルカスタムパーツを展開しています。

 そんなBlowが展開する「クールライダー」のベースになっているのは、スズキ「エブリィ」。カスタムに際しては、アメリカで走っていた古い“スクールバス”をイメージしたそうです。具体的にはGMC社製のバストラックヘッドをモチーフにしています。

 車体全体のカラーはポップな黄色を使用。専用のフロントフェイスキット(税込33万円)で完全に印象が変わってしまっています。また車体上部にはアルファベッドのヘッドマーク(3万5200円)と2個のダミーランプ(1万1000円)も装備されています。

 また後方部分には、リアキット(6万6000円)やリアゲートパネル(8万2500円)を装備。縦長のリアドアを意識したようなデザインをしています。

 その他、フロントグリルの枠やフロントバンパーにクロームメッキ加工を施したり、4枚のモケットカバー(2万2000円)や強化ダンパー(2万6400円)を装備したりできるオプションを多く取りそろえています。

 米国のハリウッド映画で見かけそうなデザインをした「クールライダー」。ちなみにエブリイのOEMであるマツダ「スクラム」やニッサン「NV100クリッパー」にもパーツは装着できるとのことです。

 今回展示された「クールライダー」にはベッドキットや棚などが設置され、オシャレな車中泊仕様となっていました。

※ ※ ※

 エブリイは、スズキの販売するワンボックスタイプの軽自動車。ワゴンとバンの2車種を展開しています。

 「何よりも人の働きやすさを大切にした設計」をコンセプトに掲げた同車は、近年車中泊ができるようカスタムする事例が増えています。今回のイベントでも、さまざまなキャンピング仕様のエブリイが置かれていました。

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Writer: 鈴木伊玖馬

愛知県生まれ。飛行機が好きで航空博物館などを取材するうち、自動車関係の記事や取材も手がけるようになる。ホンダ「シビック Type R」のようなホットハッチが好み。

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