ガソリン2週連続値上がり レギュラー平均168.4円 明日から「補助率」引き下げ
経産省資源エネルギー庁が、ガソリン店頭価格を発表しました。レギュラー全国平均は、2週連続の値上がりです。
先週から0.3円アップ
経済産業省資源エネルギー庁は2023年5月31日、レギュラーガソリンの29日時点の店頭小売価格(消費税込)を発表しました。
全国平均は1リットルあたり168.4円で、先週(22日)から0.3円高くなりました。
2週連続の値上がりです。
都道府県別にみると、33都府県で値上がり、7県で横ばい、7道県で値下がりをしています。
店頭価格で最も安かったのは埼玉県で162.9円、次いで兵庫県163.0円、徳島県163.3円です。
一方、最も高かったのは長野県で178.5円、次いで長崎県177.6円、鹿児島県176.2円でした。
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原油価格の高騰を受け、政府は2022年1月から石油元売り企業に補助金を出す価格抑制策を実施しています。
対象はガソリン、軽油、灯油、重油で、補助金の上限は2023年5月は1リットルあたり25円です。
6月以降は上限25円の補助率を9割、8割と2週間で1割ずつ引き下げていき、9月末に終了となります。
経産省によると、補助金がない場合のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、6月5日時点で181.9円になると見ています。
このような状況を踏まえ、補助金の支給単価は11.1円でしたが、あす6月1日から12.5円に増額される予定です。
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