「梅雨入り」で豪雨や台風に要注意! クルマが「水没・浸水」したときの対処方法とは
気象庁は2023年5月29日、九州北部から東海地方にかけて梅雨入りしたと発表しました。梅雨期は大雨による災害とともに交通事故の危険性も増加する時期ですが、もし運転中に大雨に遭い危険を感じたときには、一体どうすれば良いのでしょうか。
大雨での運転時に気を付けるポイントとは
気象庁は2023年5月29日、九州北部から東海地方にかけての広い範囲が梅雨入りしたと発表しました。
雨の日が多くなる梅雨期は、台風の接近もあって大雨による災害が発生しやすく、交通事故の危険性も増加する時期でもあります。
では、もし運転中に大雨に遭い危険を感じたときには、一体どのような対策を取るべきなのでしょうか。
JAF(日本自動車連盟)は、公式サイト上に「台風・大雨時のクルマに関する注意点」を掲載し、道路の冠水時やクルマが水没した際の対応についてドライバーに注意を呼びかけています。
まず大雨や台風の際は、急速に道路が冠水したり、川の増水が起こりやすくなります。
冠水した道路を通行する場合、見た目だけでは水深を判断することができないため、いざ進入してしまうと思いのほか深いことがあります。
また運転している限りは、水面の高さがクルマの床面以上であったとしても、水はただちには車内に浸水して来ないため、危険だと気づいたころにはクルマが浮いてしまい身動きが取れなくなったり、エンジンの吸気口が水を吸って停止し立ち往生することも考えられます。
そのような事態を避けるため、運転中に大雨に遭遇した際には川沿いや海岸沿いのほか、高架下や立体交差のアンダーパスなど周囲より低い場所には絶対に進入せず、迂回することを心がけてください。
また、すでに水位が上がっている状態でクルマを使って避難行動を取ることは非常に危険ですので、絶対にそのような行為はしないようにしましょう。
そのほか、やむを得ず河川の周囲を走行するときは川の水位や流れに注意するとともに、土砂災害を避けるため海岸沿いや崖のそばの走行は可能な限り避けるようにしてください。
軽から普通車まで含めて冠水何cmまで走れるかって記事が読みたいです。