意外? 新型「軽SUV」1番人気色は「緑」!? 「白」「黒」主流の日本で三菱「デリカミニ」が異彩を放つ理由とは

2023年4月6日、三菱は新型軽自動車「デリカミニ」を正式発表し、1番人気のボディカラーが「グリーン」だと明らかにしました。これは一般的なボディカラーの人気比率とは大きく異なるようです。

新型「デリカミニ」ユーザーは「他とは違う」個性を重視した!?

 三菱は2023年4月6日、5月25日より発売開始する新型軽自動車「デリカミニ」について、早くも約9000台の受注を獲得したと発表しました。
 
 あわせてボディカラーの主要構成比も明らかにしましたが、一般的に多く支持される割合とは大きく異なるといいます。

全12色のカラーバリエーションを用意する三菱 新型「デリカミニ」で最も人気な色とは!?
全12色のカラーバリエーションを用意する三菱 新型「デリカミニ」で最も人気な色とは!?

 新型デリカミニは「Reliable & Active Super Height Wagon(頼れるアクティブな軽スーパーハイトワゴン)」をコンセプトに開発されたニューモデルです。

 50年以上の歴史を持つ三菱の代表的ブランド「デリカ」の名を冠し、兄貴分の上級クロスオーバーミニバン「デリカD:5」同様のSUVテイストがふんだんに盛り込まれています。

 そのためタフさを強調した個性的なスタイリングや、アウトドアでの使い勝手にも配慮したインテリアが採用されるほか、広々とした室内や荷室、未舗装路への対応も含めた走行性能の高さなどを特徴としています。

 ラインナップされるボディカラーは、2トーンが6色、モノトーンが6色の全12色で、新型デリカミニのテイストをさらに引き立てる役割を果たしています。

 これをもっとも象徴するカラーといえるのが、新開発された「アッシュグリーンメタリック」です。三菱では「アウトドアから都会まであらゆるシーンに馴染む色」だと説明しています。

 4月6日の発表で、新型デリカミニの先行受注状況を明らかにしていますが、同時に人気のボディカラー構成比についても紹介しています。

 その結果、1位の「アッシュグリーンメタリック/ブラックマイカ」(2トーン)が全体の22%となり、次いで2位は「アッシュグリーンメタリック」(モノトーン)16%だったといいます。

 つまりグリーン系だけで、およそ4割弱が占める結果となりました。

 ちなみに3位は「ホワイトパール」で、13%です。

 2023年1月、塗料製造の米国企業であるアクサルタコーティングシステムズ社が発表した第70回「2022年版 世界自動車人気色調査報告書」によると、日本で最も人気の高いボディカラーは「ホワイト系」で全体の38%を占め、次いで「ブラック系」が18%だといい、この2系統だけで全体の50%以上となっています。

 これは実際に街を走る多くのクルマの印象とも、おおむね一致しているといえます。

 一方で、日本国内における「グリーン系」の人気の割合はわずか4%と極めて低く、こうした一般的なボディカラーの嗜好と、新型デリカミニ購入者の嗜好は、大きく異なっていることがわかります。

 裏を返せば、それだけ新型デリカミニを求めるユーザーが、他とは異なる「個性」を重視していることの現れともいえるかもしれません。

 5月25日の正式発売以降、新型デリカミニの人気カラー内訳がどのように変化していくのか、今後の動向からも目が離せないところです。

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