トヨタ「タフ顔SUV」なぜ人気続く? 走破性&加速力が自慢!? 「RAV4」 発売から4年でも好調なワケ
SUV王国のトヨタ、そのなかでRAV4を選ぶ理由とは
2023年5月現在、トヨタの日本市場におけるSUVラインナップは、「ライズ」、「ヤリスクロス」、「C-HR」、「カローラクロス」、「RAV4」、「ハリアー」、「bZ4X」、「ランドクルーザープラド」、「ランドクルーザー」といった他にセダンとSUVを融合させた「クラウンクロスオーバー」、新車で唯一買えるピックアップトラックの「ハイラックス」などがホームページに掲載されています。
そんな中でRAV4を検討するユーザーはどのような部分に魅力を感じているのでしょうか。
前出の首都圏店舗の担当者は次のように話します。
「都市部では舗装されたアスファルトを走行する機会が多いため、RAV4の持つ走破性というよりは『デザインがかっこいい』という理由でRAV4を購入をする人が多いです。
ハイグレードのモデルが特に人気という理由も『無骨な外装と高級感のある内装がいい』と、見た目を重視される人が多いというのがあります」
また関西圏のトヨタ販売店の担当者は次のように話しています。
「現行が発売された2019年くらいから『アウトドア・レジャー』、『SUV人気』というのが注目されてきたと思います。
それまでのSUVは、どちらかというとハリアーのような曲線が特徴の都市型SUVと呼ばれるデザインが多かったですが、アウトドアなどが注目されたタイミングでそれまで無かった無骨さなどのデザインを持つRAV4が出たことで多くのお客様からオーダーを頂きました。
その後もちょうど良いミドルサイズSUVというサイズ感やトヨタのSUV群でもランドクルーザーシリーズほど本格派ではなく、カローラクロスよりもアクティブに使えるという立ち位置として、RAV4は重要な存在です」
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2023年現在は、かつてほどの注目を浴びていないRAV4ですが、それは後発でライズ、ヤリスクロス、カローラクロスなどのモデルが続々と登場したことも影響しています。
それでもトヨタSUV群の中ではちょうど良い存在として、一定数の需要はあるようです。
なおRAV4は、5月現在は受注を停止しており、前出の担当者は「在庫車があればご案内出来ますが、新規の場合は生産予定が未定でいつから再販売できるかという目処が立っていません」と話しています。
初物好き多数派はアスファルトの上しか走らないのに世界初とか関係ないわなw