トヨタのアンダー「200万円SUV」人気殺到、なぜ? 街中で遭遇率高し! 初のSUVとなる「カロクロ」の現状
カローラシリーズ初のSUVとして2021年9月に登場したトヨタ「カローラクロス」。発売から約1年8か月が経過しましたが、現状はどのような売れ行きなのでしょうか。
なぜトヨタ「カローラクロス」は人気なのか
トヨタ「カローラクロス」は、カローラシリーズ初のSUVとして2021年9月に登場しました。
カローラクロスの発売から約1年8か月が経過しましたが、現状はどのような売れ行きなのでしょうか。
カローラシリーズは、1966年に初代モデルが登場し、トヨタを代表するモデルとして世界中で愛されています。
12代目となる現行のカローラは、2018年に「カローラスポーツ」、2019年に「カローラ(セダン)」「カローラツーリング」が登場。
なお、現在でもビジネスユーザー向けに11代目となるカローラアクシオ(セダン)、カローラフィールダー(ワゴン)が併売されています。
そして、2021年には前述のカローラクロスが追加されたことでさらに話題となりました。
トヨタは、カローラが歴代より培ってきた「プラスα」の思想と「お客様に寄り添い、進化し続ける」という使命を受け継ぎ、新空間かつ新感覚のカローラとして、シリーズ初のSUVが生まれたと説明しています。
ボディサイズは全長4490mm×全幅1825mm×全高1620mmで、トヨタ「C-HR」 より少し大きく、トヨタ「ハリアー」より小さいサイズ感となっています。
カローラクロスは発売当初注目を集め、SNS上では「フロントマスクがいい感じ」「これは売れそう」といった声や「フロントのCマークが好きになれない」といった声など、賛否が分かれる様々な意見が寄せられていました。
そんなカローラクロスの登場から約1年8か月が経過しましたが、現状はどのような売れ行きなのでしょうか。首都圏内のトヨタ販売店担当者は次のように話します。
「カローラクロスはかなり人気です。発売から一貫して非常に多くのオーダーがありました。
なかでも、ハイブリッドの『Z』グレードが人気です。ホイールのデザインや内装の質感がいいといった理由でこのモデルを注文するお客様が多いです。
また、リセールバリューがいいという観点からも『Z』グレードは人気です。
しかし、カローラクロスは一時受注を停止していました。最近受注を再開しましたが、より人気モデルであるハイブリッド車は再び受注停止という状況になっています」
カローラクロスはハイグレードモデルを中心に注文が殺到しているようですが、なぜ人気が高い傾向にあるのでしょうか。前出の担当者は次のように話します。
「カローラ人気の理由は、SUVのなかでも『ちょうどいい』というのがあります。
近年はSUVの人気が非常に高く、SUVを求めて来店されるお客様が多いです。
そのなかでも、価格帯は『ハリアー』より安く、サイズ感は『ヤリスクロス』や『CH-R』より大きいというちょうどいい位置付けで、お客様が買いやすいモデルとなっています」
さらに、カローラクロスの人気の理由について愛知県内のトヨタ販売店担当者は次のように話します。
「SUVを比較して検討されるお客様でも、実際に試乗してカローラクロスを選ぶという人が多いです。
女性のお客様も『ボディサイズの割には取り回しがしやすい』『運転しやすい』という声をいただいています」
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トヨタの人気モデルであるカローラシリーズ初のSUVである「カローラクロス」ですが、今後もちょうどいいSUVとして売り上げを伸ばしていくのかに注目です。
車の登場年が間違ってます。クロスは海外で2020年登場、2021年国内登場だから合ってるがスポーツは2018年、セダン、ツーリングは2019年です。
このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
修正いたしました。