クルマの「キラキラ光る窓」は問題ない? 話題の「オーロラフィルム」のメリット・デメリットは? 施工業者に聞いた!

透過率が問題なくても車検を断られることがある?

 さらに車検を受ける際、可視光線透過率に問題がなかったとしても、ディーラーや民間車検工場が社内の規定によって受付しない事例も起きているようです。

 その理由に関して前出の担当者は、以下のように説明します。

「ディーラーでは、フィルムを取り付けることによって衝突防止カメラやセンサーなどの車載装置が作動しなくなることを考慮していたり、安全面を保障できないということから、そもそもカスタム車自体の入庫を断っているケースがあるためです」

街中で見かけるギラギラとしたウインドウ、「オーロラフィルム」は可視光線透過率が70%以上なら問題はない(画像提供:株式会社ウエラ名古屋)
街中で見かけるギラギラとしたウインドウ、「オーロラフィルム」は可視光線透過率が70%以上なら問題はない(画像提供:株式会社ウエラ名古屋)

 その他、オーロラフィルムの施工にかかる時間や費用について、担当者は次のように話しています。

「フロントガラスと運転席および助手席の窓ガラスの3面であれば、当日仕上げが可能です。

 費用に関してはクルマの車種、年式などによって変わってくるため、ホームページで価格を確認していただくか、お問い合わせいただければと思います」

※ ※ ※

 オーロラフィルムは紫外線や赤外線カット機能だけでなくさまざまな色味を楽しめるため、特にクルマの見た目を重視するユーザーから人気があります。

 ただし、フィルムの施工業者や車検業者が限られる可能性もあるため、施工を検討する際には各業者の対応状況などをよく確認しておくと良いでしょう。

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2件のコメント

  1. 国土交通省リンク先https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr7_000007.html 「窓ガラス」の項目、透過率70%以上が求められていますがオーロラフィルムは透過率は良くても視界遮断性が高く今問題になっています。

  2. 今までは室内側からの透過率で測定してたけど
    全国統一で両面からの透過率測定装置で計測になるので実質的にフロント3面は透明なフィルム以外は車検に通らなくなると先日に決まりましたよね!
    警察も随時その装置を導入してくるだろうから、集中的に取締りがされるでしょうね!

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