トヨタが「新型モデル」を今秋公開! 「クルマ屋」が作る次世代BEVとは? 決算説明会で示唆
BEVラインナップ、26年までに登場する謎シルエットは何?
そのヒントは2021年12月に行なわれた「BEV戦略発表会」でお披露目された16台のモデルの中にありました。
セダンボディはレクサス「IS」の後継とウワサされる「レクサス・エレクトファイド・セダン」だと思われます。
この際の発表では、ワゴンボディは3台ありますが、今回のSUV項目には「3列SUVなど」と記されているので、ここには「レクサス・エレクトファイドSUV」と「bZラージSUV」が入るはずなので、トヨタ「クラウンスポーツ」にソックリな「クロスオーバーEV」だと思われます。
そして、スポーツ項目に移されたクーペのシルエットを信じれば「レクサス・エレクトリックスポーツ」で間違いないでしょう。
ちなみに同じボディを共用するであろうGT3マシンは、富士スピードウェイでのテスト走行でその姿がスクープされています。
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トヨタは2026年にBEVの販売を年間150万台の目標を掲げましたが、その実現のためにはこれらのモデルがキーとなります。
グローバル量産BEV第1弾となったbZ4Xはリコールや充電問題などにより躓いてしまった感も否めませんが、クルマ屋はクルマで結果を出すしかありません。
個人的には2代目MR2が1型→2型に改良された時のように、「えっ、こんなに違うの!?」と言った驚きの進化・熟成を期待しています。
Writer: 山本シンヤ
自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車メディアの世界に転職。2013年に独立し、「造り手」と「使い手」の両方の想いを伝えるために「自動車研究家」を名乗って活動中。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
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