4300万円超えの日産「スカイラインGT-R」現る! 懐かしのR32ボディカラーに感動!? 見れば分かるその価値とは
日産「スカイラインGT-R」は高い人気を誇り、なかでも第2世代となるR32は高い注目を集めています。そんな中4300万円を超す価格で取引されている個体があるといいますが、どのような仕様なのでしょうか。
このカラーリングは懐かしい! グループAを彷彿とさせる仕様とは
日産が誇る名車の中でも「スカイラインGT-R」は高い人気を誇り、なかでも第2世代と呼ばれる通称「R32・R33・R34」は20年から30年経った現在でも高い価格で取引されています。
そんな中、R32が4300万円を超す価格で取引されているといいますが、どのような個体なのでしょうか。
1950年からラインナップされる「スカイライン」のハイパフォーマンスモデルとして知られるスカイラインGT-Rは、1969年に3代目スカイラインに設定されました。
大きく1989年から1973年までの第1世代(S20エンジン系)と1989年から2002年までの第2世代(RB26系)に分けることが出来ます。
なかでも。第2世代の最初となる通称R32ことスカイラインGT-R(BNR32)は、第1世代の最後から実に16年ぶりの復活となったモデルで、ボディサイズは、全長4545mm×全幅1755mm×全高1340mmとなります。
パワートレインは、GT-R のために専用設計された当時の国内最強となる280馬力を発生する2.6リッター直列6気筒RB26DETTツインターボエンジンを搭載。
駆動方式は、高度な電子制御で前後輪に自在に駆動力を配分する電子制御トルクスプリット4WDシステム「アテーサE-TS」を採用。サスペンションも新開発の4輪マルチリンク方式とし、セダンから派生したスポーツカーとしては世界トップクラスの運動性能を実現していました。
このR32は、1990年から 1993年の全日本ツーリングカー選手権(通称グループA)で通算29戦29勝という完璧な戦績を残した他、ベルギー・スパ24時間などの海外レースでも活躍しています。
今回、イギリスの「スピードマスター」というショップから出品されている個体は「HKSスーパーオイル仕様」となり、前述のグループAに参戦していたチューニングパーツメーカーHKSの展開するHKSレーシングの参戦マシンのレプリカです。
レプリカといっても国際的なヒストリックレースに参戦するために、FIAレギュレーションに沿った車両を製作し、これらの選手権に出場するために必要な書類を取得するHTP(ヒストリックテクニカルパスポート)も備わっています。
スペックとしては、エンジンやサスペンションのチューニングを行っている他、AP製のフロント(6P)/リア(4P)キャリパーを装着しています。
なお、2023年5月現在の価格は25万5193ポンド(約4350万円)で販売されています。
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