まさかの「ハイエース 車中泊仕様」で「入浴」できる!? キャンプ場で困る「お風呂問題」 斬新すぎる解決方法を提案?
2023年2月に開催された「ジャパンキャンピングカーショー2023」では様々なキャンピングカーが展示されましたが、車中泊仕様のハイエースで「入浴」するという斬新な活用法を紹介するYouTuberが登場しました。
まさかの「ハイエース車中泊仕様」で「お風呂入れる?」
2023年2月3日から4日間、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された「ジャパンキャンピングカーショー2023(JCCS2023)」では様々なキャンピングカーや車中泊対応のクルマが展示されました。
そのなかで、トヨタ「ハイエース」で「車中浴」を楽しむというYouTuberが登場しました。
近年人気のアウトドアブームから、キャンピングカーや車中泊に対応したクルマへの需要も高まる一方で、お風呂に入りたいときは近くの入浴施設を探したり、一部の車種で簡易なシャワーが装備されている程度で、浴槽(バスタブ)を持つキャンピングカーは滅多にありません。
そんななかJCCS2023のYouTuber車両展示ブースにて、YouTuberのきらTVさん(@kiratv)は自身のキャンピングカーで登場し、ハイエースで「車中浴」を楽しむ方法について紹介しました。
「風呂エース」と名付けられたきらTVさんの愛車は、トヨタ「ハイエース」をベースとするケイワークス製「EVANS(エヴァンス)」です。
エヴァンスは快適に「乗る」「寝る」「積む」に特化したといい、落ち着きのある上質な内装とファミリーカーとしての使用にも適した前向きのシートが特徴のキャンピングカーです。
これをベースに、きらTVさんは自身でバンパーガードやオーバーフェンダーなどを取り付け、マット塗装や自作のマッドフラップなどを装着するなど、独自のカスタムを施しています。
そんな風呂エースですが、ベースのエヴァンスには浴槽の設定はありません。どのように車中浴を楽しんでいるのでしょうか。
きらTVさんによると、エヴァンスの後部荷室フロアにオプションで用意される、大型の床下収納を活用しているそうです。
この床下収納はステンレス製で防水性に優れ、水抜き穴も設けられています。
通常の使用では、キャンプでのBBQコンロや炭などの汚れ物、ウェットスーツや釣り用のウェーダーなどの濡れ物の収納に向けたものですが、ここにお湯を張ってみたところ、車中浴するのにちょうど良いサイズだったといいます。
きらTVさんは「本来の使い方とは違うので、あくまでも『自己責任』です」と話しますが、すでに4年ほど使用していて問題はないとしています。
実際に、ステンレス床下収納を用いて入浴するには、外部電源が確保できる場合には簡易式の温熱機器を使いますが、ステンレス製のホースを直接薪の火にかけて、ホース内に風呂の水を循環させる方法でお湯を沸かすこともあると説明します。
ストーブの火力が安定し、窯のなかが高温状態を保っていれば、わずか40分くらいで完成。YouTubeチャンネルでも、実際にお湯を沸かして入浴するまでの動画を公開しています。
エヴァンスの床下収納を使用する点は本来の使い方とは異なっていますが、キャンピングカーとしては斬新な入浴方法であると言え、キャンプやアウトドアをより楽しめる方法のひとつかもしれません。
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