ガソリン価格ほぼ横ばいでGW突入へ レギュラー平均168.1円 「最安県」も161円台を維持

経産省資源エネルギー庁が、ガソリン店頭価格を発表しました。レギュラー全国平均は、2週連続の値下がりです。

先週から0.1円値下がり

 経済産業省資源エネルギー庁は2023年4月26日、レギュラーガソリンの24日時点の店頭小売価格(消費税込)を発表しました。

 全国平均は1リットルあたり168.1円で、前回(17日)時点から0.1円安くなりました。

 2週連続の値下がりです。

ガソリンは価格の高騰が続いている
ガソリンは価格の高騰が続いている

 都道府県別にみると、16都県で値上がり、12府県で横ばい、19道府県で値下がりをしています。

 店頭価格で最も安かったのは宮城県で161.2円、次いで岡山県162.7円、兵庫県163.2円です。

 一方、最も高かったのは長野県で178.5円、次いで長崎県178.0円、鹿児島県176.8円でした。

※ ※ ※

 ガソリン価格の高騰を受け、政府は石油元売り企業に補助金を出す価格抑制策を実施。ガソリン、軽油、灯油、重油を対象に2022年1月から1リットルあたり5円、3月から25円、4月から35円を上限に支給しており、さらにそれでもガソリン1リットルの平均価格が170円(4月25日週以降は168円程度)を超過したら、その半分を支援すると発表しています。

 ただし2023年1月から上限の引き下げを始めており、1月33円、2月31円、3月29円、4月27円、5月25円と段階的に減らしています。なお、上限を超過した分への半分の支援は維持されます。この燃料油価格激変緩和措置は、2023年9月末まで実施される予定です。

 経産省によると、補助金がない場合のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、連休明けの5月8日時点で184.8円になると見ています。

 このような状況を踏まえ、補助金の支給単価は19.0円でしたが、あす27日から16.8円に減額される予定です。

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Writer: くるまのニュース編集部

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