レクサスは、上海モーターショー2023で2代目となる新型「LM」を世界初公開しました。ショーファー需要に対応する高級ミニバンとなりますが、日本で同じジャンルとなるのがトヨタ「アルファード」です。
　
　では、ユーザーはそれぞれにどのような意見があるのでしょうか。

　新型LMのボディサイズは全長5125mm×全幅1890mm×全高1955mmと、先代モデルよりも全長を＋85mm、全幅を＋40mm、全高を＋10mm拡大。レクサスのフラッグシップミニバンにふさわしい堂々としたボディを誇ります。

　外観デザインも一新され、従来モデルに取り入れられていたクロームメッキを多用する「スピンドルグリル」から、次世代レクサス共通デザインの「スピンドルボディ」を採用。グリルをボディ同色のスピンドル形状とすることで車体との一体感を高め、先進的で高級感の高いフロントマスクを実現しました。

　従来モデルのLMは中国を始めとした海外市場でのみ展開されていましたが、フルモデルチェンジを機に新型LMが日本に導入され、2023年秋にレクサスディーラーで正規販売される予定だといいます。

　一方、アルファードは日本でも高い人気を誇っており、3代目となる現行型がモデル末期と言われる現在においても、国内新車販売台数ランキングの常連となる好調な売れ行きが続いています。

　同じ高級ミニバンとして、新型LMとアルファード（現行モデル）のどちらのデザインがより人気なのか、くるまのニュースではSNSでアンケートをおこないました。

　質問は次の通りです。

『新型「LM」とトヨタの高級ミニバン「アルファード」ではどちらのデザインが好みですか？』

　その結果「新型LMが好み」という回答が72.7％にのぼり、アルファードに約3倍という大差をつけて圧倒的な人気を示す結果となりました。

　アンケートの自由回答では、LMのデザインを高く評価した人はその理由として「新型LMの方が主張の強いデザインなのに、上品で先進的」「新型LMはオラオラ感、ギラギラ感がなく好印象！」「野暮ったさ、下品さが無いね」「よりお金持ちっぽい」を挙げており、高級感とともに“上品さ”が新型LMを選んだ決め手だと回答した人が多数でした。

　また「イカツイから新型LMが良い」「リアはLMがかっこいい！」など、力強さやカッコよさを評価して新型LMを選んだ人も存在しました。

　その一方で、アルファードを選択した人からも「顔に高級感がある！」「アルファードのデザインは価格の高さを感じる」というコメントが集まったことから、両車ともに高級感をキーワードとして選択した様子もうかがえます。

　そのほか「LMのグリルは好みじゃない…」「新型LMはレクサス感が無い」など、次世代レクサスのデザインであるスピンドルボディがまだ馴染めないと困惑する声も少なからず見られました。

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　新型LMは日本導入の決定についてアナウンスされているものの、販売価格などの詳細情報については正式な発表はありません。

　今回のアンケート結果が示すように新型LMは注目度の高いモデルであることからも、日本仕様についての追加の案内が待たれます。