洗車するなら「雨の前」「雨の後」どっちが良い? クルマを洗うのに最適なタイミングは一体いつ?
クルマをキレイに保つためには洗車が必要です。しかし、せっかく洗車してもすぐに雨に降られてしまうことがあり、そんなときはガッカリしてしまうもの。では、洗車をするなら雨が降る前と降った後のどちらが良いのでしょうか。
降雨の「前/後」に洗車するメリット・デメリットとは?
クルマが汚れてしまったら洗車をする人が多いでしょう。良く晴れた週末は、ガソリンスタンドのコイン洗車機に行列ができている光景を見かけることがあります。
しかし、洗車しようと思ったときに限って、天気が悪かったりして思うようにクルマが洗えなかったり、洗車してキレイになった直後に雨に降られるとガッカリしてしまうものです。
天候に左右されがちな洗車ですが、雨が降る前と降ったあとと、どのタイミングで洗車するのが良いのでしょうか。
まず、雨が降る前の洗車のメリットですが、これは酸性雨やホコリがボディに付着する前に落とすことができ、雨によって蓄積される汚れを少なくできることが挙げられ、その結果、ボディの傷みを防ぐことができます。
とくに、年式が経過してボディの上塗りクリア層(最上層)が薄くなったクルマなどは、雨が降る前の洗車が効果的です。また、洗車前に車体をよく観察できるので、小さな傷やヘコみを早期に発見することも可能です。
一方デメリットとしては、湿度が高いと洗車後のボディに水滴が付着して汚れが残りやすくなるため、洗った後はボディを速やかに拭き上げて乾かす必要があります。
なお、ボディが完全に乾く前に雨が降ってしまうと、水滴が蒸発せずに残り、水アカになりやすくなります。そうならないためにも、洗車後はボディをきちんと乾かすことが重要です。
それに対して、雨が降った後に洗車するメリットとしては、雨によってボディに付いた酸性成分を除去することができ、ボディの傷みを防ぐことができるという点にあります。
デメリットに関しては、雨の後に良く晴れたときなど、ボディが完全に乾くと汚れが固着してしまい、それが水アカの原因になることがあります。
また、雨水には鉄粉や砂などの微小な粒子が含まれていることがあり、これが完全に乾いた状態で洗車すると、ボディと汚れがこすり合わさることになり、ボディに傷がつく恐れがあるので注意が必要です。
一方で「雨が降った後の、完全にボディが乾く前のほうが汚れを落としやすい」という意見があるのも事実。人によって意見はさまざまですが、雨が降った後は普段よりも丁寧に優しい力で洗い上げるのが望ましいです。
雨が降る前と雨が降った後の洗車について、それぞれのメリット・デメリットを説明しましたが、結論として、洗車するのに最適なタイミングは「雨が降る前」です。
環境省が発表した酸性雨データによると、近年の雨は酸性化が進んでおり、酸性化した雨はクルマのボディを傷める原因になります。
酸性雨などからクルマのボディを守る方法としては、雨が降る前に洗車してボディコーティングを施すのが良いでしょう。ボディコーティングを施すことでボディ全体が薄い膜でコーティングされ、酸性化した雨からボディを守ることができます。
ボディコーティング時は、細かい傷などをコンパウンドと呼ばれる研磨剤で磨いてデコボコをなくしたり、可能であればボディ全体を鉄粉取り粘土などで鉄粉を除去しておくと、コーティングがボディに馴染みやすくなります。
手順としては、「余洗い(汚れ落とし)」→「コンパウンド研磨剤」→「鉄粉除去」→「通常洗車」→「コーティング」がベストでしょう。
また、あまりにも天気が良い日に洗車すると、拭き上げる前にボディが乾いてしまい、そのときに水滴がレンズのようになってボディに水シミをつける原因にもなります。
風の強い日も洗車に適しておらず、濡れたボディにホコリなどが付着してしまい、拭き上げるときに細かい傷をつけてしまう可能性があります。
直射日光を避けて日陰などで洗車するか、日差しが弱いくもりの日などに洗車するのが最適でしょう。
あまり気にしないですね。どうしても必要と思うのは暴風時に海岸線を走って潮を被ったとき。
洗車したら雨が降るとかいうジンクスみたいなこともありますし、雨が降ってるときに敢えて洗車することも。
あとは黄砂で見るに堪えない汚さのとき。
晴れの日に洗車した場合、残った水滴をそのままにすると撥水成分の水滴で水玉模様になってしまうので、雨の日の洗車のほうが多いかな。
眉唾とはこういう記事を言うのですね。