存在感あるトヨタの「ド迫力SUV!」 注目度バツグンの「ランクル300」 高速&街乗りはどう? 様々な道で実体験!
2021年に登場したトヨタ「ランドクルーザー300」ですが、実際に高速道路や街中など様々な場所で乗るとどうなのでしょうか。
誰もが気になる存在…それが「ランドクルーザー」
「どこへでも行き、生きて帰ってこられること」を使命としてきたトヨタ「ランドクルーザー」
その伝統は1951年に登場した初代(TOYOTA BJ型)から現在まで受け継がれています。
2021年にはランドクルーザー300が登場しましたが、どのような特徴があるのでしょうか。
ランドクルーザーは「信頼性」、「耐久性」、「悪路走破性」を実際に使用するユーザーの用途に合わせて進化させてきました。
2021年6月10日に世界初公開されたランドクルーザー300(以下300系)は、前述の信頼性・耐久性・悪路走破性は進化させつつ継承させ、さらには世界中のどんな道でも運転しやすく、疲れにくい走りを実現。
具体的には、ランドクルーザーの伝統ともいえるフレーム構造はそのままにTNGAに基づく「GA-Fプラットフォーム」を採用しています。
パワートレインは、軽量化・低重心化させた3.5リッターV型6気筒ツインターボガソリンエンジン/3.3リッターV型6気筒ツインターボディーゼルエンジンを採用することで、先代モデルに搭載されていたV型8気筒エンジンをも超えるクラストップレベルの動力性能とドライバビリティの実現しました。
また見た目は、ひと目でランドクルーザーと分かる塊感に加えて、オフロード走行でもダメージを受けにくいランプ位置やバンパー造形など採用。
内装では、悪路状況でもクルマの姿勢を捉えやすい水平基調のインストルメントパネルや、直感操作ができるスイッチ類を機能ごとにレイアウトするなど、様々な環境で使うことを想定して開発されています。
このように長い歴史を持つランドクルーザーですが、今回は309馬力&700N・mトルクを発揮する3.3リッターV型6気筒ツインターボディーゼルエンジンを搭載した「ZX」グレードで様々な道を走ってみました。
通る道は、東京都都心、高速道路、ワインディング、未舗装路(ドライ&ウェット)と300系を体感するにはピッタリな状況です。
まず都内で走るには少し心配なボディサイズ(全長4985mm×全幅1980mm×全高1925mm)&取り回し(5.9m)ですが、実際に住宅街などを走っていてもそれほど気になりません。
むしろアイポイントも高い&スクエアなボディ形状により、セダンなどよりは見切りが良いです。
さらには「操舵アクチュエーター付パワーステアリング(パワステ)」を採用していることで、低速時でも軽くステアリングを操作出来ることから取り回しも優れています。
一方で、速度域の高い高速道路で300系はどうなのでしょうか。
一般的に「ランクルは直進安定性が不安」という印象があるようですが、実際には速度が出てくるほど安定してくる印象があります。
これは、前述のパワステが採用されたことで「レーントレーシングアシスト」などの操舵支援機能が追加されてことや、サスペンション関連を刷新したことで乗り心地と操縦安定性が向上したことが挙げられます。
また走りの面では、新採用の「可変ノズル付2ウェイツインターボ」を採用しているため、高速域ではツインターボの大吸気量によるのびやかな加速が体感可能で「こんなに気持ちよく加速するのか…」と驚きを隠せません。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。