「ギャ! 車内に虫が入ってきた!」 でも潰しちゃダメ!? 虫を無視せず上手に対処する方法とは
春になり、暖かくなるにつれて虫に遭遇する機会が増えてきました。それに伴いクルマの虫トラブルも増加します。車内での対処やボディに付着した虫の対処など、どうすれば良いのでしょうか。
「キャー! 車に虫が入ってきた!」 そんな時どうする?
気温が暖かくなるにつれて様々な場面で虫に遭遇する機会が増えてきます。
自分の自由が利く状態であれば対処方法はいくつかありますが運転中に車内で虫を発見した場合、どうすれば良いのでしょうか。
虫といっても種類は様々で、飛ばない虫もいれば、車内を飛び回る虫など、そしてハチやアブなど危険性のある虫が車内に侵入することも考えられます。
飛んでいない虫であれば、運転中のドライバーであれば安全な場所に停車後にティッシュなどで取り去るか、同乗者に対処してもらう方法が挙げられます。
ティッシュで虫を取り払う際の注意点としては、万が一に潰してしまうと虫の体液やりん粉(羽についた粉)などが車内の樹脂やファブリック、レザーに付着する可能性があり、場合によってシミになる可能性もあるので要注意です。
ティッシュなどで取り払った後の対処としては、ビニール袋など入れて対応できるため、常備しておくと良いかもしれません。
また飛んでいる虫であれば窓を開けておくことで車外に出ていくことがあります。
効率的な窓の明け方として「窓全開走行」というものが挙げられます。
これは開けられる窓を全開にして一定速度で5分ほど走れば車内で風が巻き起こり、風の流れに乗って虫が外に出ていく可能性が高まります。
また夏場など窓を開けている場合は、純正もしくは汎用品のウインドウバグネットを後席に付けることで虫の侵入を防ぐことが可能です。
さらに最近では、車内専用の「虫よけグッズ」も多く存在しています。
サンバイザーに付けぱなしのものや、電池式のもの、アロマタイプ、スプレータイプなど好みや用途に応じて選べます。
なお、これらのグッズを使うことである程度の効果は見込めますが、完全に車内への侵入を防げる訳ではありません。
またスプレータイプの場合、暑くなるこれからの時期に車内に放置するのは爆発の危険性もあることから控えたほうがいいでしょう。
首都圏のカー用品店のスタッフは虫よけグッズについて次のように話しています。
「虫よけグッズに関しては、2月、3月など暖かくなる時期から購入されるお客様が増えてきます。
最近では車専用の虫よけグッズも増えており、なかでも使い切りで数ヶ月効果があるというタイプが人気です。
その他、車中泊人気もありバグネットの需要も伸びています。
以前にはハエたたきを探されていた人もおり、昔ながらの対策もあるようです」
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また虫トラブルとしては、ボディに付着した虫の対処方法です。
走行していると必然的にフロント周辺に虫の死骸などが付着し、放置すると取りづらくなることに加えて、塗装やボディを痛める原因となります。
前述のカー用品店スタッフは「まずは温かいお湯で流してダメらな専用クリーナーで対応するなど、虫の付き具合でやり方を変えてみてください」と話しています。
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