約400馬力の超ド級「レクサスSUV」が存在! 迫力ヤバい「ダブルリアスポイラー」装備!? 過激すぎる「RZスポーツコンセプト」とは
レクサスのバッテリーEV「RZ」が発売されましたが、発売前に過激なコンセプトカーが公開されていました。一体どのようなモデルなのでしょうか。
エアロパーツてんこ盛り!
レクサス初となるバッテリーEV(BEV)専用車として新型「RZ」が2023年3月30日に発売されました。
新型RZはBEV専用プラットフォーム「e-TNGA」を採用し、パワートレインには最高出力204馬力・最大トルク266Nmを発揮するフロントモーターと最高出力109馬力・最大トルク169Nmを発揮するリアモーターを搭載。これに71.4kWhのバッテリーを組み合わせ、最大航続距離は494kmに達します。
また、電動化技術を活用した四輪駆動力システム「DIRECT4」の採用などで気持ちの良いドライビングフィールを実現。さらに、ドライバーにクルマの状態変化を自然に伝える音作りも追求しました。
外観は従来、レクサス車に共通する「スピンドルグリル」から、新表現「スピンドルボディ」という、ボディと一体となった塊感のある造形へ変化し、BEVの独自性を強調しています。
そんな新型RZですが、同車の発売前に、レクサスがぶっ飛んだカスタム仕様のコンセプトカーを発表していました。
レクサスは、「RZ スポーツコンセプト」を2023年1月に開催された東京オートサロン2023で初公開。同車はカーボンニュートラル社会の実現に貢献しながら、バッテリーEVならではの走りやカスタマイズの楽しさを追求したモデルであると説明されています。
このRZ スポーツコンセプトは、新型RZの開発に携わってきたレーシングドライバー佐々木雅弘選手監修の下、走行性能の向上やカスタマイズする楽しさを提案するモデルとして作り上げたもの。
150kW(約201馬力)の高出力モーターを車両の前後に搭載(約402馬力)。より一層パワフルな走行性能を目指したほか、車高を35mmローダウン。さらに専用のエアロパーツやオーバーフェンダー、21インチにアップしたタイヤに加え、車内には4座フルバケットシートを装着。内外装のどこをとってもアグレッシブな印象としました。
なかでも目を引くのが、リアに装着されたカーボンスポイラーです。ルーフとテールゲートのダブルで装着され、強烈な個性を放つリアビューを実現しています。
ボディカラーは、純白をベースに、光を纏うことで繊細に輝く質感を追求した「HAKUGIN(白銀)」を採用。さらに、BEVのクリーンさと、走行性能の高さを予感させるブルーのアクセントカラーを取り入れることで、スポーティさを際立たせました。
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ベースのRZは「RZ450e」というネーミングが与えられており、リアに同エンブレムが装着されるのですが、RZ スポーツコンセプトは「RZ600e」のエンブレムを装着します。
3桁の数字はパワーを表していて、600の場合は6リッターエンジンに相当する性能を持つことを意味します。
ベース車の450(4.5リッターエンジン)でもかなりの性能ですが、600ともなるとモンスター級のスペックになることが予想され、BEVということもあり、過激な加速が味わえるのではないでしょうか。
400馬力も慣れてしまえば、意外と大したことはなかったよ。
もはや500馬力600馬力が欲しくなる時代だと思う。