同じトヨタ車だけど何が違う? 「アクア/ヤリスクロス」にスポーティ仕様設定! 見た目だけじゃない「GRスポーツ」の魅力とは
ノーマルのトヨタ車とスポーティな仕様となる「GRスポーツ」ではどのような違いがあるのでしょうか。ユーザー目線で違いを見ていきます。
ヤリスクロスとアクアに設定された「GRスポーツ」とは
トヨタは2022年8月に「ヤリスクロス」のGRスポーツ、そして2022年11月には「アクア」のGRスポーツを発売しました。
それぞれノーマルグレードとGRスポーツを乗り比べると、どのような違いがあるのでしょうか。
まずこのGRスポーツとは、グレードのひとつとして設定されるもので、GRヤリスやGRカローラなどの独立した車種よりももっと手軽にスポーティなクルマに乗れるということが大きなメリットです。
ノーマルグレードとGRスポーツの外装を比較してみると、大きく見た目が異なる事がわかります。
特にGRの「G」の文字がモチーフになったグロスブラックのグリルデザインは、正面から見た時にノーマルグレードからは得ることのできない風格を感じる事ができます。
さらにGRスポーツ専用のサスペンションを装着していることで車高が10mmほど下がり、グリルの形が台形になっていることでより低重心なデザインになりました。
またGRロゴのバッヂと専用ホイールから覗かせる赤いキャリパーからはさらに特別感を得る事ができ、オーナーになった際は駐車場に停まる愛車を見てモチベーションが高まること間違いなしでしょう。
外装だけでもオーナーをやる気にさせてくれるGRスポーツですが、内装を見てみるとさらに違いを感じる事ができます。
ベースグレードではファブリックや合皮を使った優しい印象を受けるシートでしたが、GRスポーツはスエード調の布と合皮の黒一色でまとめ上げられ、いかにもスポーツグレードであるということを実感。
そして黒いシートのヘッドレストに入っているGRのロゴがアクセントになっていてかなり目立ちます。
ベースグレードの明るい色の内装は開放感を感じられるメリットなどがありますが、GRスポーツのように黒基調の内装はフレームの役割を果たし、ドライビングにより集中できるかもしれません。
その他にGRスポーツ専用のGRロゴ入りステアリングやアルミ製フットペダル、本革シフトノブなどが装着されます。
外装や内装だけでもベースグレードと異なる点が多く、スポーティな見た目は他の車とはひと味違い、オーナーとしての満足度を高めてくれます。
見た目だけでもノーマルグレードと大きな違いがあるGRスポーツですが、やはり醍醐味は走り味です。
GRスポーツと聞くと、スポーティで日常では逆に使いづらいと懸念する人ももしかしたらいるかもしれませんが、実際にはどうなのでしょうか。
ノーマルグレードとGRスポーツの乗り比べをして筆者が一番驚いたことは、各モデルともノーマルグレードのレベルが非常に高いという事です。
それぞれノーマルグレードを先に試乗しましたが、ワインディングをしっかりと思うままに曲がってくれますし、乗り心地も不満はありませんでした。
そのためGRスポーツがどのような走りをみせてくれるのか、より一層期待が高まります。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。