ポルシェが新型「カイエン」のインテリアを世界初公開!「斬新すぎる機能」と「新たなデザイン」を初採用
ドイツの高級自動車メーカー ポルシェAGは、新型「カイエン」のインテリアを2023年3月30日(現地時間)に世界初公開しました。再設計されたインテリアは、デザインが進化しただけでなく、斬新な機能も採用されました。
新型「カイエン」は斬新な助手席側「ディスプレイ」を採用
2023年3月30日(現地時間)、ドイツの高級自動車メーカー ポルシェAGは、同年4月18日に中国で開催される上海モーターショーにて発表をおこなう予定の、新型「カイエン」のインテリアを世界初公開しました。
カイエンはポルシェのラインナップの中で最も販売台数が多く、高い人気を誇る大型高級SUVで、その年間販売台数は9万台以上にものぼります。
今回初公開された新型カイエンのインテリアは、ポルシェの新たな操作コンセプトに基づいてデザインされ、フードカバーを排除した12.6インチのデジタルメータパネルや、ステアリングの横に配置したATギアセレクターなど画期的な装備とレイアウトが採用されましたが、なかでも最も目を引くのは助手席側のダッシュボードに設置された大型の液晶画面です。
これは今回初採用された新機能のひとつ「10.9インチ パッセンジャーディスプレイ」。助手席乗員がナビゲーションやメディアサービスの操作をおこなうことで、運転手の負担を軽減する効果が期待できるとポルシェは説明します。
さらに、このタッチスクリーンは特殊なコーティングを施したことで運転席から画面を見ることができない設計になっており、助手席乗員は運転手の注意をそらすことなく動画の視聴をすることも可能です。
ほか、ダッシュボードの形状はメータパネルからセンターコンソール、およびドアの内側上部にいたるまで完全に新しいデザインコンセプトによって再設計。
水平方向を強調するすっきりしたインテリアを採用したことで、室内がいっそう広々と感じられようになりました。
空調の吹き出し口は現行モデルのカイエン同様に縦長型で配置されていますが、すべての吹き出し口には初めてルーバーのないデザインを取り入れています。
新型カイエンはコネクティビティ性能も向上しており、ワイヤレス充電機能付きの冷却式スマートフォン収納スペースを標準装備。音声アシスタント「Siri」を使った車両機能の操作など、新しいインタラクション方法も同時に提供されます。
前席と後席周りにはそれぞれ2口のUSB-Cポートが追加され、そのすべてに急速充電機能が備えられました。
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今回インテリアが世界初公開された新型カイエンですが、外装のスタイリングは現在のところ公開されていません。
ポルシェで最も販売台数の多い人気モデルなだけに、4月18日の上海モーターショーでの発表に期待と注目が集まります。
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