マツダが全長5.1m超えの最大級SUV新型「CX-90」豪州で予約受注開始! 最上級「アザミ」グレードも設定! 705万円から
2023年3月21日、マツダはオーストラリアで2023年8月より発売する新型3列シートSUV「CX-90」の予約受注を開始しました。価格は約705万円からです。
日本では売られないワイドボディの新型3列シートSUV
マツダのオーストラリア法人は2023年3月21日(現地時間)、1月31日に米国で世界初公開された新型3列シートSUV「CX-90」について、販売グレードや価格などを明らかにし、先行予約の受付を開始しました。
なおオーストラリアでの納車は2023年8月を予定しています。
新型CX-90は、マツダが2023年中に導入していく新世代ラージ商品群4車種の中でも最大級のボディサイズの3列シートSUVです。
4車種の詳細は、マツダが2021年10月7日に発表した「2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画」の中で明かされていましたが、どのモデルも、後輪駆動ベースで開発された新世代アーキテクチャーと組み合わされます。
道路や駐車場が比較的狭い欧州や日本市場向けには、車幅などを抑えた2列シート版「CX-60」と3列シート版「CX-80」を用意。
対して、より大きなサイズや存在感が求められる北米などの市場向けに、ワイドボディ2列シート版「CX-70」と、ワイドボディ3列シート版のCX-90をラインナップしています。
そのうちCX-60は2022年9月に日本で発売済み。続いて北米で新型CX-90が発表されたのち、順次CX-70やCX-80も発表される見込みです。
ボディサイズは、全長5120mm(ライセンスプレートホルダー込み)×全幅1994mm×全高1745mm、ホイールベース3120mm(オーストラリア仕様)。
ちなみに2列シート版CX-60(日本仕様)のボディサイズは全長4740mm×全幅1890mm×全高1685mm、ホイールベース2870mmで、比較するとかなり大柄であることがわかります。
新型CX-90 オーストラリア仕様のパワートレインには、新開発の3.3リッター直列6気筒ディーゼルターボエンジン「e-SKYACTIV D」モデル「D50e」と、3.3リッター直列6気筒ガソリンターボエンジン搭載の「e-SKYACTIV G」モデル「G50e」を用意します。共に48Vマイルドハイブリッド「M Hybrid Boost」を組み合わせています。
グレードは「D50e」「G50e」それぞれに「ツーリング」「GT」「Azami(アザミ)」の3タイプを設定し、全車が4WD(i-Activ AWD)です。
なお最上級グレードのAzamiには、「SPパッケージ」「Takumi(匠)パッケージ」の各豪華内装仕様も選択できます。
価格は8万1121オーストラリアドル(約705万円)から。
ボディカラーは、匠塗り塗装の特別色「アーティザン レッド メタリック」など全8色が設定されます。
日本みたいな全長による課税区分がない北米で、この全長での絶壁バンパーって、軽い衝突での車体保護って要件が満たせてないやん。
5マイルバンパーが義務でなくなってから、こんなのが増えたな。