レンタカーで困惑!「給油口」の位置なぜバラバラ? ガソリンスタンドでトラブルも… 車種ごとに場所が異なる理由とは
「給油口」の位置を決定づける要因は?
では、こうした安全面以外でも給油口の位置を決定づける要因はあるのでしょうか。国産自動車メーカーのデザイン担当者は、過去の取材に以下のようにコメントしています。

「給油口の位置は車種ごとのデザイン性によっても決定されますが、それ以上に位置を左右するもっとも大きな要因は“燃料タンクが設置された場所”とタンク周辺の構造物です。それらを避けながら、可能な限り配管ルートが最短となるように給油口は設置されることが多く、構造上と見た目の両面に問題がない場所に配置されています」
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このように、給油口の位置は安全性に加えて、設計の問題や製造コスト、デザインのまとまりといった様々な要因によりボディ左右どちらに設置されるかが決定されるため、どちらか一方に統一することは現実的ではなさそうです。
なお、レンタカーを借りた際など、給油口の位置が運転席から分からない際には、実はメーターパネルを見ればその位置を判断することが可能です。
パネルに表示されている「給油機」のアイコンをよく見ると、左右どちらかに小さな三角形のマークが付いており、これは給油口の位置を指し示しています。
ガソリンスタンドで左右どちらのレーンに行くべきか分からない際などには、ここを見れば困ることはなくなりそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
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