あと「残り●キロ」走れる…不安! 燃料計は意外とアバウト? 実は知らない「ガソリンメーター」の仕組みとは
一方で急にガソリンメーターの目盛りが減るのはなぜ?
ちなみに、「給油してある程度走ったのにメーターが減らない」もしくは「走っていて急激に目盛りが減った」という体験を人もいるかもしれません。
タンクを満タンにすると、フロートが上部まで押し上げられることになり、フロート自体がガソリンに浸かる形になります。
こうなると、ある程度ガソリンが減るまでフロートが動きません。しばらく走ってもフロートの位置が変わらないので、メーターに変化が起こらない状態になります。
しかし、フロートが動くところまでガソリンが減ると、それまで伝わっていなかった分の「燃料消費情報」も伝えられるため、一気に目盛りが下がるというわけです。
また、運転パネルに表示される「走行可能距離」は、ガソリン残量とその時点での燃費などの走行データを基にして算出されています。
燃費の良い走りをすれば走行可能距離は長くなりますし、反対に燃費に悪い走行であれば短くなります。
もしガソリン給油時には「600km走行可能」と表示されていても、運転次第で距離が変わります。
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