あと「残り●キロ」走れる…不安! 燃料計は意外とアバウト? 実は知らない「ガソリンメーター」の仕組みとは

一方で急にガソリンメーターの目盛りが減るのはなぜ?

 ちなみに、「給油してある程度走ったのにメーターが減らない」もしくは「走っていて急激に目盛りが減った」という体験を人もいるかもしれません。

 タンクを満タンにすると、フロートが上部まで押し上げられることになり、フロート自体がガソリンに浸かる形になります。

 こうなると、ある程度ガソリンが減るまでフロートが動きません。しばらく走ってもフロートの位置が変わらないので、メーターに変化が起こらない状態になります。

 しかし、フロートが動くところまでガソリンが減ると、それまで伝わっていなかった分の「燃料消費情報」も伝えられるため、一気に目盛りが下がるというわけです。

 また、運転パネルに表示される「走行可能距離」は、ガソリン残量とその時点での燃費などの走行データを基にして算出されています。

 燃費の良い走りをすれば走行可能距離は長くなりますし、反対に燃費に悪い走行であれば短くなります。

 もしガソリン給油時には「600km走行可能」と表示されていても、運転次第で距離が変わります。

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Writer: 大西トタン@dcp

(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。

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