三菱新型「フラッグシップSUV」登場! 日本から2年以上遅れて「アウトランダー」PHEVモデルを欧州で発売へ
三菱の欧州法人は、新型「アウトランダープラグインハイブリッド」を2024年に発売すると明らかにしました。
欧州でフラッグシップとなる「アウトランダー プラグインハイブリッド」
三菱の欧州法人は2023年3月10日、フラッグシップとなる新型「アウトランダー プラグインハイブリッド(以下、アウトランダーPHEV)」を2024年に発売すると発表しました。
このほか、欧州市場で販売の中心となるセグメントに対し、電動モデルを投入すると言います。
アウトランダーは初代が2001年に登場。日本では「エアトレック」として販売されていたミディアムサイズのクロスオーバーSUVです。
先代(3代目)で新設定されたプラグインハイブリッド(PHEV)モデルは、欧州では20万台以上を販売。3世代を全て合わせれば、欧州だけでも50万台以上を販売した人気ブランドです。
4代目(日本国内では3代目)となる現行アウトランダーは、2021年2月に米国で世界初公開。日本仕様はPHEVのみの設定となり、2021年12月より販売されていますが、今回欧州では2年以上遅れて新型が導入されることとなります。
デザインは「ボールド・ストライド」という新しいコンセプトを掲げ、近年の三菱車に共通する「ダイナミックシールド」を採用。フロントからリアまで厚みのある水平基調のデザインとなっています。
インテリアは三菱のフラッグシップらしく、日本の匠の技と機能性、強さを融合し、高いプレミアム感を演出。
パワートレインはEVベースのPHEVシステムとなり、アウトランダーシリーズの特徴とも言える四輪駆動システム「スーパーオールホイールコントロール(S-AWC)」を搭載します。
なお、PHEVシステムについては「エクリプスクロス」や先代アウトランダープラグインハイブリッドで採用されているものを進化させた、欧州では第2世代のものだと明らかにしています。
先進機能としては、最新の運転支援技術とインフォテインメントシステムを搭載し、高レベルの安全性と快適性、利便性を提供するとしています。
三菱欧州法人のCEO(最高経営責任者)であるフランク・クロール氏は以下のようにコメントしています。
「新型アウトランダーPHEVの発売は、三菱自動車の欧州市場へのコミットメントを明確にするものであり、欧州で核となるDセグメントSUVへの復帰を目指す当社の重要な一歩となります。
アウトランダー歴代モデルは2003年の発売以来、欧州で50万台以上の販売実績を上げています。フラッグシップとなる新型アウトランダーPHEVは4代目となり、受賞歴のあるデザインと技術で、欧州でブランドを新たなレベルへと引き上げます」
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なお、今回の新型アウトランダーPHEV以外にも、今後三菱欧州法人は2023年3月にコンパクトSUV「ASX」を、2023年秋に新型「コルト」を発売することを明らかにしています。
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