トヨタが新型「ヤリス」初公開! ハンマーヘッド採用でワイルド顔に! 泰で216万円から

2023年3月9日、トヨタのタイ法人は、改良型となるトヨタ新型「ヤリス」を発表・発売しました。最新のトヨタのデザインであるハンマーヘッドが取り入れられた、日本で販売されるヤリスより少し大きいモデルです。

最新トヨタ顔にアップデートされたちょっとデカイ新型「ヤリス」

 2023年3月9日、トヨタのタイ法人は、改良型となるトヨタ新型「ヤリス」を発表・発売しました。
 
 日本で展開されるコンパクトカーの「ヤリス」よりも大きなモデルのようです。

なんかデカイぞ? タイで初公開されたトヨタ新型「ヤリス」
なんかデカイぞ? タイで初公開されたトヨタ新型「ヤリス」

 日本でトヨタ「ヤリス」といえばかなりコンパクトなクルマのイメージですが、2013年から中国やベトナム、タイなど国外のアジア圏で展開される「ヤリス」は少し大きなボディを持ちます。

 具体的には、日本版ヤリスのボディサイズは、全長3940mm×全幅1695mm×全高1500mmですが、例えばタイ版新型ヤリスのボディサイズは全長4160mm×全幅1730mm×全高1500mmで、全長・全幅共に一回り大きなものです。

 今回発表された新型ヤリスは、そんな“大きなヤリス”の内外装などあらゆる改良を施し、マイナーチェンジを果たしたモデルです。

 そのエクステリアは、トヨタ最新のデザインである「ハンマーヘッドデザイン」が取り入れられた先進的な仕上がり。ヘッドライト形状も大きく変更されるほか、カーボンファイバーパターンをあしらった新デザイン「ディフューザースタイル」のリアバンパーも取り入れられスポーティな印象を与えています。

 インテリアでも、上質な素材のシートを採用、黒を基調とし赤やオーキッドブラウンがあしらわれた内装を選択可能で、オシャレで上品な印象です。ディスプレイも先代よりサイズの大きい大型の9インチタッチスクリーンに置き換えられています。

 パワートレインは、最高出力92馬力・最大トルク109Nmを発揮する1.2リッター直列4気筒エンジンを採用。これに組み合わせるトランスミッションはCVTです。

 安全装備として、ブラインドスポットモニター (BSM)やリア クロス トラフィック アラート (RCTA)、アラウンドビューモニターを含む「Toyota Safety Sense」を新たに搭載。

 ボディカラーは、新外装色「セメントグレーメタリック」を含む12パターンから選択可能です。

 グレード展開は、エントリーモデルのスポーツ、ミドルグレードのスマート、上級モデルのプレミアム、最上級モデルのプレミアムSの4種。

 価格は、スポーツが55万9000バーツ(約216万円)から、プレミアムSが69万4000バーツ(約269万円)までです。

※ ※ ※

 今回の発表について、トヨタタイ法人の副社長であるスパコーン・ラッタナワラハ氏は、次のようにコメントしています。

「ヤリスは、2005年の発売以来、タイで41万8000台以上を販売し、現在も販売台数No.1の人気を誇っています。新型ヤリスは、外観や機能性を改良し顧客のニーズをよりよく満たします」

 今回の発表と同時に、フロントバンパーなどエアロパーツが異なるルッソ、キアロ、プレストの3種のタイプも発表されています。

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Writer: くるまのニュース編集部

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