ガソリン価格安定化? レギュラー平均3週連続横ばい 「補助金なし」だと180円台後半を上下
経産省資源エネルギー庁が、ガソリン店頭価格を発表しました。レギュラー全国平均は、先週から横ばいです。
先週から横ばい
経済産業省資源エネルギー庁は2023年3月8日、レギュラーガソリンの6日時点の店頭小売価格(消費税込)を発表しました。
全国平均は1リットルあたり167.4円で、前回(2月27日)時点と同額でした。
3週連続の横ばいです。
都道府県別にみると、15都府県で値上がり、9県で横ばい、23道府県で値下がりをしています。
店頭価格で最も安かったのは徳島県で160.2円、次いで宮城県160.4円、埼玉県161.8円です。
一方、最も高かったのは長崎県で180.7円、次いで鹿児島県176.1円、高知県176.1円でした。
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ガソリン価格の高騰を受け、政府は石油元売り企業に補助金を出す価格抑制策を実施。ガソリン、軽油、灯油、重油を対象に2022年1月から1リットルあたり5円、3月から25円、4月から35円を上限に支給しており、さらにそれでもガソリン1リットルの平均価格が170円(4月25日週以降は168円程度)を超過したら、その半分を支援すると発表しています。
ただし2023年1月から上限の引き下げを始めており、1月33円、2月31円、3月29円、4月27円、5月25円と段階的に減らしています。なお、上限を超過した分への半分の支援は維持されます。この燃料油価格激変緩和措置は、2023年9月末まで実施される予定です。
経産省によると、補助金がない場合のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、2022年12月以降180円台後半を小刻みに上下しており、3月6日時点で1リットル185.0円、来週13日時点で186.1円と見ています。
このような状況を踏まえ、補助金の支給単価は17.0円でしたが、あす9日から18.1円に増額される予定です。
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