ホンダ新型「軽SUV」登場の噂に「前触れ」あった!? 期待の「N-BOXクロス」は実現するのか 三菱「デリカミニ」対抗馬に期待大!
ホンダの軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」が人気No.1を維持する中で、ライバルは新ジャンルのクロスオーバーモデルで対抗し善戦中です。ホンダも同様のSUV風モデルを出すのでしょうか。
「SUV」テイストな軽スーパーハイトワゴンの元祖は「ホンダ」だった!?
人気の高い背高+スライドドアの「軽スーパーハイトワゴン」ですが、近年はSUVテイストを加えた「クロスオーバー」モデルにも注目が集まっています。スズキやダイハツに続き、2023年5月には三菱が「デリカミニ」を発売される予定です。
一方で軽スーパーハイトワゴン1番人気のホンダ「N-BOX」には対抗馬がないため、今後導入されるとの噂も。しかし実はコンセプトカーで既に「先行公開」されていたのは、あまり知られていません。
軽スーパーハイトワゴンのジャンルは、近年販売台数を大幅に伸ばす軽自動車の中でも、最も売れ筋のジャンルです。
そのため軽を販売する各社から多数のモデルが発売され、激しい販売競争が繰り広げられています。
その中でホンダは、新しい軽「N」シリーズ第1弾として、N-BOXを2011年冬に発売し、またたく間に人気モデルとなりました。2017年9月には2代目の現行モデルへモデルチェンジしています。
2021年5月には、ホンダ車史上最短でデビュー累計販売台数200万台を達成。デビューから5年が経過した2022年も、1月から12月で20万2197台を販売し、年間1位を獲得するなど、今なおダントツの人気を誇るロングセラーです。
この強豪に対抗すべく、ライバルのスズキやダイハツ、三菱は、クロスオーバーテイストに仕立てたモデルをそれぞれ独自にラインナップ。
近年盛り上がりをみせるアウトドアブームやSUV人気のトレンドを取り込みながら、ホンダにはない魅力でユーザーに強くアピールしています。
特に三菱は、新たなクロスオーバーモデルのデリカミニを5月に導入予定で、1月より先行予約を開始していますが、3月5日時点でおよそ7000台を受注するなど、正式発売前から好調な立ち上がりをみせています。
2023年3月時点で軽スーパーハイトワゴンにクロスオーバーモデルを導入していないのは、日産とホンダだけになってしまいました。
とはいえ、ホンダもただ静観していた訳ではありません。
実は2014年1月に開催されたカスタムカーの祭典「東京オートサロン2014」に、どこよりも早く軽クロスオーバーSUVモデルのコンセプトカー「N-BOX+ エレメントコンセプト」を出展していたのです。
荷室の使い勝手を最大化しアウトドアユーザーに訴求した派生モデルの「N-BOX+(プラス)」をベースに、鮮烈なオレンジカラーをあしらったアクティブなデザインに変身させています。
室内も荷室を中心にアレンジされ、アウトドアでの使い勝手に考慮した造りとなっていました。
そして2年後の2016年4月には、純正アクセサリー「エレメントスタイルパッケージ」として、エレメントコンセプトのイメージを受け継ぐ外装カスタムパーツが、実際にパッケージ発売もされています。
翌年にはN-BOX自体がフルモデルチェンジしたため、エレメントスタイルパッケージはわずか1年少々で終了。
同コンセプトは2代目N-BOXに継承されないまま、現在に至っているのです。
2023年にはデビュー6年目を迎え、SNSでは3代目N-BOXへのフルモデルチェンジを期待する声も多く聞かれる中で、フルモデルチェンジの目玉として流行りのクロスオーバーモデルが追加されるのでは、との噂もみられます。
具体的な車名として「N-CROSS(エヌクロス)」「N-BOXクロス」などと予想する声もあるほどで、ユーザーのクロスオーバーモデルに対する期待の高さがうかがえます。
今のところ、ホンダから新型N-BOXに関する情報は一切ありませんが、動向が注目されるところです。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。