全長6m超え、トヨタ 「最大級モデル」の実車が凄い!高級SUV並の豪華内装採用「タンドラ」 どんな特徴がある?
内装は高級SUV並の豪華さ!? 実は日本でも変える新型タンドラとは
外観やメカニズムの面で高級化を図っている新型タンドラですが、インテリアも例外ではありません。
乗り込むと、まるで高級SUVと見まがうばかりの上質感が漂っています。それは最もスタンダードなグレード、SR5でも言えることです。
ちなみにタンドラのグレード(ガソリン車の場合)は下から、SR5/SR/リミテッド/プラチナム/1794エディション/TRDプロとなります(HVの最上級グレードはキャップストーン)。
ボディバリエーションはロングベッド(シングルキャブ)、ダブルキャブ(かつてのキングキャブ)、そしてクルーマックス(日本でのダブルキャブ)を用意。ボディサイズは全長約5.93m-約6.41m×全幅約2.03m-約2.07m×全高約1.66m-約2.45mです。
リミテッド以上のグレードともなると、14インチのマルチインフォメーションディスプレイが装備され、機能的にも上質感が漂います。
さらに、プラチナム以上にはレザートリムが装備され、ピックアップトラックとは思えないゴージャスな空間に仕上げられており、こうした高級志向は今の北米ピックアップトラック市場の動向を反映したものです。
日本では、トヨタ「ハイラックス」が展開されていますが、並行輸入であれば新型タンドラを手に入れることが可能となります。
全国で新型タンドラを並行輸入輸入している店舗はいくつか存在し、その中のひとつが「アップル岩槻インター店(埼玉県さいたま市)」です。
今回、SR5(TRDパッケージのオプション装着車)、リミテッド、プラチナムを取材しましたが、エクステリア&インテリアの充実度、居住空間の快適さは、さすがフルサイズといったところです。
最小回転半径は7m超えと決して小さくはありませんが、前輪の舵角が大きく取ってあること、前後を映し出すカメラの存在もあって、狭い場所での取り回しがそれほど苦ではありません。
日本に入る新型タンドラの並行輸入車は、バッテリー電圧などの安全基準の問題で、ガソリン車のみとなります。
実走行の燃費は街乗りで7km/L前後、高速道路で9km/L強となり、駐車場所が確保できれば、日本でもさほど乗りにくいクルマではなさそうです。
なおアップル岩槻インター店のスタッフによれば「埼玉県内というよりも、どちらかというと東京都内のユーザーが多い」といいます。
価格は為替の変動によって変わりますが、「最近では1000万円を下ることはない(同スタッフ)」とのこと。ハイラックスと比べると超高級車になりますが、クルマ好きの心をくすぐるモデルであることには違いありません。
Writer: 山崎友貴
自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に転向。登山やクライミングなどアウトドアが専らの趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて現在も連載中。昨今は車中泊にもハマっており、SUVとアウトドアの楽しさを広く伝えている。
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