“車中泊”での食事「車中飯」がブーム!? どんな料理を作れば良い? 車内調理で注意したいポイントは?
車中飯を作る際に注意すべきことは?
車中飯を調理するのに、あると便利な機材はどのようなものがあるのでしょうか。やはり包丁やまな板もあったほうが良いのでしょうか。
「実は包丁をクルマに載せて走行すると、銃刀法違反に該当してしまいます。たとえそれが調理用だと説明しても、検問などで見つかれば没収どころか即逮捕です。
それでも刃物があると調理の幅はぐんと広がるので、法律上で携帯が認められている『刃渡り6cm以下のナイフ』はあると便利です。
あとはホームセンターなどで人気商品となっている『シート式使い捨てまな板』なども上手に使いましょう」(キャンプ愛好家 Sさん)

最近人気が高い「ポータブル電源」も車中飯を作る上で重宝しそうです。車内のシガーソケットからアダプターを介して電源を確保しようとすると、エンジンをかけっ放しにする必要があり、環境的にも騒音的にもアダプターの長時間利用はおすすめできないそうです。
「IHなどの電気式調理器具はポータブル電源から電力を確保するのがおすすめですね。しかもキャンプ用だけでなく、いざというときの防災用備品としても十分使えることを考えると、1台は確保しておきたいところです」
ほかにも、通常のキャンプ用の調理器具である、シェラカップや飯盒(はんごう)などは調理にも食器にも利用できます。特に飯盒は、ご飯を炊くだけでなく、蒸し器にもなりますし、おかずを炒めるフライパンとしても代用できます。
「食器や道具にこだわったり、多少の面倒くささも車中飯ならではの楽しみだと思って、チャレンジしてみてほしいです」(キャンプ愛好家 Sさん)
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車中飯は、食材を手軽に調理してアウトドア気分でおいしく食べられるのが良いとのこと。実際、キャンプでは食事が一番のイベントといわれおり、調理すること自体も楽しみのひとつなのだそうです。
狭い車内での調理は、想像以上に難しいもの。事前に食材を準備しておいたり、電気式調理器具を活用することで、安全でおいしい車中飯を堪能しましょう。
Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ
2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。





















