「マジで欲しい!」スズキ新型「ジムニー5ドア」登場に3ドアオーナーが熱視線! どこが魅力?

3ドア・5ドアの違いは何?

 新型ジムニー5ドアは、これまでの3ドアとどう違うのでしょうか。

 最初に気になるのはもちろんサイズです。新型ジムニー5ドアは全長3985mm×全幅1645mm×全高1720mm、ホイールベース2590mmと発表されています。搭載されるパワートレインは、ジムニーシエラと同じ1.5リッター直列4気筒エンジン。そう考えると「ジムニーシエラ5ドア」と呼ぶのが正解のようです。

広く使える荷室を確保する新型「ジムニー5ドア」
広く使える荷室を確保する新型「ジムニー5ドア」

 ベースとなった3ドアのジムニーシエラと比較すると、全長は435mm延長、全幅は変わらず、全高は10mmダウン、ホイールベースが340mm延長されており、つまりはホイールベースをストレッチ(延長)させてリアドアを追加したジムニーシエラといえるでしょう。

 リアドアの装備などで115kgの重量増となりましたが、それでも車重は1195kgと軽量級。このホイールベース延長によってラゲッジスペースは207リットル、リアシートを収納すれば3ドア仕様より85リットルもプラスされた331リットルもの容量を確保しました。

 現時点ではトランスミッションは5速MTと4速ATが用意される予定。駆動方式はもちろん副変速機を備えたパートタイム式4WDです。

「アプローチアングル」と呼ばれるフロントバンパーが接触しない勾配の角度は36°となっていますが、急坂だといわれる一般道でも10°ないことを考えると、オフロード性能で不満が出ることはまずないはずです。

 この新型ジムニー5ドアはタダでさえ激戦区となっているコンパクトSUV市場を、さらに熱くさせること必至といわれています。

 全長4mを切る短さ、幅もオーバーフェンダー装着とはいえ、ベースは軽自動車サイズですから取り回しのしやすさは確定済み。

 乗車定員は4名ですが、リアシートへのアクセスの良さは3ドアの比ではありませんし、340mmも拡大されたホイールベースで後席も十分な広さになっていることが予想できます。

※ ※ ※

 新型ジムニー5ドアは、ジムニー(3ドア)乗りが抱えていた不満を一気に解消してくれそうなモデルとして期待されています。

 日本導入に関してはアナウンスがないにも関わらず、すでに問い合わせも殺到しているとの情報があるほか、前出のDさんのように、3ドア仕様を手放して5ドア仕様に乗り換えたいと考えるオーナーも増えているようです。

 導入決定前から大ヒットが約束されているモデルも珍しいですし、中古車も当面はプレミア価格になるのは間違いないでしょう。

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Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ

2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。

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