超コンパクトな“救急車”! スズキ新型ミニバン「イーコ」に最上級“緊急車”仕様!? 全長3.7m以下&MTのみ&アンダー110万円! 印で展開される「イーコケア」とは
2023年2月23日、スズキのインド法人「マルチ・スズキ」は、同社の展開するミニバン「イーコ」が累計販売台数1000万台を突破したと発表しました。乗用タイプや商用仕様など、計13ものバリエーションがあるイーコですが、このなかには“救急車仕様”も存在するようです。
インドで人気のミニバン「イーコ」には救急車仕様がある?
2023年2月23日、スズキのインド法人「マルチ・スズキ」は、同社の展開するコンパクトミニバン「イーコ」が、2010年の登場以来、累計販売台数1000万台を突破したと発表しました。
そんなインドで愛される「イーコ」には、小さいボディながら救急車仕様が存在します。
イーコは、スズキが2010年からインドで販売するコンパクトなサイズのミニバンで、「インド国内でもっとも売れているバン」としているベストセラーモデル。
現在販売されている現行型は2022年11月22日に新エンジンやデジタルメーター、カーゴスペースの拡大などをはじめとする、マイナーチェンジを遂げた新型モデルです。
そのエクステリアは、どこか懐かしさを感じる素朴なデザイン。インテリアも同様、無駄がなく、耐久性や信頼性の高さを想像させる仕上がりです。
この新型イーコには、5人乗り、7人乗りの乗用モデル、2人乗りの商用向け仕様など全13のバリエーションが存在しますが、なかには救急車仕様となる「イーコケア」というモデルも存在します。
イーコケアのボディサイズは全長3675mm×全幅1475mm×全高1930mmと、全高1825mmの乗用モデルと比較し全高が高くなっていますが、それでも日本で救急車として活躍するトヨタ「トヨタ救急車“ハイメディック”」が全長5mを有に超え、全高も2m以上あることを考えると、とてもコンパクトなサイズです。
パワートレインには、乗用車モデルと同様、最高出力約80馬力・最大トルク104Nmを発揮する1.2リッターアドバンスドKシリーズ・デュアルジェット・デュアルVVTエンジンを搭載。これに5速MTを組み合わせます。
エクステリアは通常モデルのイーコと比較し、青い回転灯が取り付けられるほか、フロントやサイドに「AMBULANCE」のロゴなどさまざまなデカールや装備が追加され、救急車であることをアピールします。
乗車定員は3名+患者が1名の4人乗り。価格は、106万円から130万円となり、イーコのラインナップの中で最高額となります。
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インドで展開されるイーコですが、同様なサイズを持つ7人乗りのコンパクトミニバンが日本にも設定されていました。
1999年から2005年まで販売されていた「エブリイ+(後にエブリイランディ)」は、軽ワンボックス「エブリイ」をベースにボディを拡大し、最大出力85馬力の1.3リッターエンジンを搭載する、キャブオーバータイプのワゴンです。
新車時の価格は141万円からとイーコと比べると幾分高価ですが、シンプルなデザインや装備を持つミニバンは少なく、200万円以下の価格に設定されているミニバンは国産メーカーでは存在しないため、もし現在販売されていれば十分魅力的なクルマといえるでしょう。
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