レクサス「新型高級SUV」発表! “スピンドルボディが美しい“レクサス新型「RZ」 “斬新ハンドル”欧州導入は2025年から
2023年2月20日、レクサスのヨーロッパ法人は新型「RZ」を発表しました。どのようなクルマなのでしょうか。
スピンドルボディの電動SUV「RZ」発表
2023年2月20日、レクサスのヨーロッパ法人は、BEV(バッテリーEV)の新型SUV「RZ」を発表しました。
新型RZは、レクサスがBEV専用車としていちから開発した最初のモデル。そのエクステリアには、レクサスブランドを象徴するスピンドルグリルを、ボディ全体に昇華した「スピンドルボディ」を採用し、他のクルマとは一線を画すシームレスでエモーショナルなデザインを実現しています。
インテリアでは、ドライバー中心設計となる「タズナコンセプト」を踏襲した、ドライブに集中できる運転空間を実現するとともに、開放的で広々とした風通しの良い雰囲気。ウルトラスエードや、64色のスペクトルを備えたアンビエント照明システムが採用され、高級感の高い仕上がりです。
ボディサイズは、全長4805mm×全幅1895mm×全高1635mmで、ホイールベースは 2,850 mm。レクサスの中型クロスオーバーSUV「NX」と、大型クロスオーバーSUV「RX」の中間に位置するサイズ感です。フロントに大きなエンジンを搭載しないBEVの特性を生かし、前後オーバーハングはフロント995mm、リア960mmと短く設定され、独自のフォルムを形成しています。
パワートレインは、最大出力203馬力を発揮するモーターをフロントに、最大出力108馬力を発揮するモーターをリアに配置し、システム総合出力312馬力を発揮。71.4kWhのバッテリーが組み合わされ、20インチホイール装備モデルで最大航続距離は395km、18インチホイール装着モデルで435kmに達します。
また、接地荷重に応じて四輪の駆動力を緻密に制御するシステム「DIRECT4」が搭載されており、0:100-100:0の配分比で、よりリニアな運転が可能です。
先進安全装備には、エマージェンシーステアリングアシストやダイナミックレーダークルーズコントロールなど多数の機能を含む「Lexus Safety System+」が搭載され、世界の有数の安全性を誇ります。
さらに、トヨタbZ4Xにも採用された「ステアバイワイヤシステム」と操縦桿風のハンドルを組み合わせた「ワンモーショングリップ」を採用しますが、欧州向けモデルは2025年までに導入を予定しています。
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チーフエンジニアの渡辺隆氏は、RZについて以下のようにコメントしています。
「RZは、安心して乗れる、触って楽しい、爽快な走りを実現するレクサスならではのBEVを目指して開発しました。
私たちのビジョンは、電動化技術を車両の基本性能を向上させる手段として使用し、将来のすべての世代のためにドライビングプレジャーを追求し続けることができるようにすることです」
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